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04年、イタリアの実力派ジェネシス・フォロワー・バンドNIGHT WATCH(現WATCH)のギタリストFRANCESCO ZAGOと、RIO再興を掲げるMARCELLO MARINONEの二人を中心に結成されたYUGEN。バンド名は日本語の「幽玄」から名付けられたそうです。
当初そのYUGENをデビューさせる目的で05年に設立されたのが、現在イタリアに留まらず世界各国の良質なチェンバー/ジャズ・ロック・バンドを排出しているALTROCK PRODUCTION。ALTROCKレーベルについてはコチラをどうぞ。
イタリア新興レーベルALTROCKの気鋭バンドたちをピックアップ!
http://kakereco.com/kakereco_jukebox.php?id=193
ここでは、そんな新世代チェンバー/ジャズ・ロック・シーン形成の立役者と言えるYUGENとそのメンバーによるサイドプロジェクトにフォーカスしてまいりたいと思います!
現代のチェンバーシーンを代表するイタリアのグループ、10年作。HENRY COWの複雑怪奇なアヴァンギャルド・アンサンブルを、クリムゾンのヘヴィな音像で再構築したような暗黒ヘヴィ・チェンバーを聴かせます。強靭なテクニックと伊らしい芸術性が融合した傑作!
YUGENのキーボード奏者がリーダーを務める派生グループ、11年作。日本の「一日千秋」の言葉をテーマに内包した儚い叙情美が溢れるチェンバー・シンフォを聴かせますが、やはりYUGENらしい硬質さで突き進むパートも特筆。
いかにもYUGENらしい硬質なリズム隊&ギターに、シンセ/メロトロンがシンフォニックな優美さを加える硬軟織り交ぜたサウンドが特徴のギタリストFRANCESCO ZAGOによるプロジェクト。内省感を保ちながらもTFKにも匹敵する壮大さで迫ってくる知性みなぎる傑作!
こちらもギタリストFRANCESCO ZAGOによるプロジェクト・バンド。物憂げなフィメール・ヴォーカルをフィーチャーし、深淵な音世界を築いていく作風はOPUS AVANTRAを彷彿させます。物悲しいメロトロンの調べに涙。
YUGENにも参加するサックス奏者率いるスイスの新鋭、13年作。ディーン在籍時のソフツに通じるフリーキーでアヴァンなジャズ・ロックを、UNIVERS ZERO的不穏さが包み込むチェンバー・ジャズ・ロックを展開。FRANCESCO ZAGOによる鋭角的に切り込むギターもまたカッコいい!
言わずと知れた伊チェンバー/ジャズ・ロックの名バンドとYUGENの08年コラボライヴ作。PDPの1stからの楽曲が、より深淵かつドラマティックなサウンドで蘇ります。
YUGENの大先輩と言える伊アヴァン・プログレの大家STORMY SIXとは、互いの作品に参加するなど深い交流を持ちます。13年のライヴではYUGENのFRANCESCO ZAGOも参加し、得意とする民族色を加えたユニークなチェンバーを披露。