72年作の4thアルバム。
FLIED EGG/DR.SIEGEL'S FRIED EGG SHOOTING MACHINE
成毛滋、つのだひろ、高中正義によるトリオ・グループ、72年デビュー作
1,290円(税込1,419円)
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1. Get Out Of Bed - Theres Nobody There - Side By Side |
2. Sister Angela |
3. I Got Mad |
4. They Took It Away |
5. Homes Fit To Heroes |
6. Gone Blue |
7. Chilly Morning Momma |
8. The Rake |
9. Totin This Guitar |
10. Double Agent |
11. Its Not You |
12. Rock N Roll |
13. Hotel Room (Bonus Track) |
14. Call Me A Liar (Bonus Track) |
15. Someone (Bonus Track) |
16. Mr Crosby (Bonus Track) |
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ カビあり
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切れ味ある悪意(1 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
このバンドに抜けのよいコーラスとか、わかりやすいポップなどを期待してはいけません。サイケデリックなブルーズ・ヘビー・ロックと言うしかないですし、まずまともな曲は出てきません。しかし、この悪意まみれのダーティな音楽が、とてもとても恰好良いのです。エドガー・ブロートンのダミ声は歌っているというより、メロディをつけて独白しているようなものです。サードの「エドガー・ブロートン・バンド」がある程度成功し、余裕しゃくしゃくで好き勝手に演奏しています。
成功した、と書いたのは、驚くべきことにこのバンド、シングル曲まで出しているのです。アルバムはともかく、シングルでこのバンドを聴こうとは思いませんね。しかし、しかしです。ざくざくとしたギター、うねりまくるベースを聴いていると、メロディやサビなんかどうでも良くなってきます。だいたいが、何かメッセージを思いつくと、えんえんそれを繰り返すというパターンが多いのです。「悪魔よ、出ていけ」とか。
USのキャブテン・ビーフハート、UKのエドガー・ブロートン、とはよく言われます。要するにヘンタイなロック・ファンにアピールする系統です。12曲目の「ロックンロール」では、ロックンロールはプラスティックを金に変えると言っております。でも、まともなロックンロールなんか、あなたたち演奏したことないじゃないですか。