Dirk SchmalenbachとMichael Dierksを中心に結成され、70年代後半から80年代初頭のジャーマン・シンフォニック・ロック・シーンで活躍した名グループ、78年のデビュー作以前に当たる、74〜76年の音源を収録した初期音源集。管弦をフィーチャーしたシンフォニック・ロックというスタイルはデビュー後と変わっておらず、ジャーマンらしいスペイシーなトーンのシンセと甘めの音色でメロディアスに紡ぐギターを中心としたシンフォニックなサウンドをベースとしつつも、哀愁たっぷりに鳴らされるヴァイオリンやリリカルに舞うフルートが幻想的な色合いを添えています。初期GENESISにも通じる優雅でデリケートな手触りのアンサンブルが実に見事です。賛美歌風のコーラスをバックに配して朗々と歌う男女混成ヴォーカルの素晴らしさも特筆。全曲に通底するジャーマン・プログレならではのロマンティックな表情がたまらない、オリジナル・アルバムとして聴いても問題のない完成度を誇る一枚となっています。
「プログレ氷河期」1980年に生まれた、鮮烈なプログレ名作をピックアップ!
ジャーマン・シンフォニック・ロック特集 - プロテスタントの敬虔主義が息づくドイツならではのシンフォニック・ロック -
プロテスタントの敬虔主義をベースにして生まれた職人的ストイシズムと人間の感情にフォーカスしたロマン主義が息づくドイツで生まれた、器楽的に繊細でいてファンタスティックなリリシズムに溢れたジャーマン・シンフォニック・ロックを特集!
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 若干ケースツメ跡あり
幻想的なヴァイオリンやフルートと煌びやかなシンセ、ブルージーなギターが織り成す繊細かつダイナミックなサウンドが爽快。80年代の幕開けにふさわしい、華麗なるジャーマン・シンフォ。1stと並んで傑作です!
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 小さいケースツメ跡あり、若干側面部に色褪せあり
幻想的なヴァイオリンやフルートと煌びやかなシンセ、ブルージーなギターが織り成す繊細かつダイナミックなサウンドが爽快。80年代の幕開けにふさわしい、華麗なるジャーマン・シンフォ。1stと並んで傑作です!
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