72062(ATLANTIC) 【71年発売CD】
『DEJA VU』ヒット中に1stソロ、翌71年6月にはこちらの2ndをリリース。ホーンが炸裂するブラス・ロックや、ハードにドライヴするナンバー、牧歌的なアコースティック・ナンバーなどなど、スティルスの深い音楽的素養を感じられ、次のマナサスへと繋がる一枚です。
KAREN DALTON/IT'S SO HARD TO TELL WHO'S GOING TO LOVE YOU THE BEST
最上級のアメリカン・トラディショナルにして、最良のアシッド・フィメール・フォーク、69年1st!
1,112円(税込1,223円)
アーティスト名と曲名を元に、CDデータベースから曲目を自動取得しています。ボーナス・トラックなどが反映されず、実際のCDとは曲目が異なる場合がございます。ご了承ください。
1. Change Partners |
2. Nothin' To Do But Today |
3. Fishes And Scorpions |
4. Sugar Babe |
5. Know You Got To Run |
6. Open Secret |
7. Relaxing Town |
8. Singin' Call |
9. Ecology Song |
10. Word Game |
11. Marianne |
12. Bluebird Revisited |
<ロック黄金時代回想企画>1969年デビュー・アルバム特集Vol.6 ー CROSBY STILLS & NASH『CROSBY STILLS & NASH』
1969年からちょうど50年を記念して、70年代を代表する名バンドによる69年リリースのデビュー作をピックアップ。第六弾は、5月にリリースされたクロスビー・スティルス&ナッシュの1st『CROSBY STILLS&NASH』!
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男気のあるアバンギャルド実験(2 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
わたしは、スティーブン・スティルズのファーストとこれが好きで好きで。鳴らしているだけで落ち着きます。
スティルズの私生活では、リタ・クーリッジと分かれて、4.Sugar Babe なんて曲を書いています。一方で、パートナーを替える時が来た、などと歌われています。カントリー、ロックンロール、ファンクがいい按配に配置された力作で飽きません。わたしはハードロックの7.Relaxing Town が大好き。スティルズがCSN時代を前向きに訣別しようとしている気がするのです。さらに3.Fishes and Scorpions の電化ギターもよいですねぇ。クラプトンより好きです。
随所にアバンギャルドな要素が散らされています。2.Nothin' to Do But Today の、セカンドライン風の奇妙なビート。6.Open Secret ではブラスをメインに据えた前向きロックと思わせておいて終盤はラテンになってしまう展開。ここでのピアノと言ったらどう形容していいのか。初心者のようなタイム感の悪い演奏で、何を意図していたのか全然わかりません。超絶なコンガで終わるのでなおさらです。10.Word Gameではネイティブ・アメリカンのような過激な弾き語りです。 構成するメンバーはほぼマナサス前夜という雰囲気で、マナサスのデモ集としても聴くことができます。