RTRADCD650(ROUGH TRADE)
ペーパーケース仕様。
ジャケは渋谷系みたいだし、ルックスはオシャレ大学生風ですが、音はサザン・ソウル〜スワンプのDNAを継いだ濃厚グルーヴィーだし、女性ヴォーカルはジャニス級だし、何このグループ!?
アラバマはアセンズ出身、黒人女性ヴォーカルにバックは白人男性3人という編成のルーツ・ロック・グループ、2012年デビュー作。1曲目から、強烈にしなるような米南部ならではのグルーヴが炸裂で、これはもう60〜70年代のサザン・ソウル〜スワンプ・ロックのファンは悶絶必至。シンプルながらゴリっと生々しく豊かすぎるトーンのギター、もったりと後ノリかつズシリと重量感もある鉄壁リズム、そして、アレサ・フランクリンやジャニス・ジョップリンのDNAを継ぐパワフルかつソウルフルでエモーションたっぷりの女性ヴォーカル。この音の濃厚さにして、ルックスは爽やか大学生スタイルでびっくりですが、確かに90年代インディー・ロックを通過したようなザラついた感触やカフェ・フレイヴァーなんかもあったりして、これ野外ライヴで聴いたら最高ですよ。ライヴで鍛え上げられたようなグループは強靭だし。ジャケもルックスも音と合ってないし、なんとも素っ頓狂ですが、音の図太さは凄いです。強烈にオススメの傑作!
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1. Hold On |
2. I Found You |
3. Hang Loose |
4. Rise To The Sun |
5. You Ain't Alone |
6. Goin' To The Party |
7. Heartbreaker |
8. Boys & Girls |
9. Be Mine |
10. I Ain't The Same |
11. On Your Way |
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70年代の米南部ソウル〜SSWのDNAを次ぐ00年代ルーツ・ロック特集
ザ・バンドにはじまり、ロック・ミュージシャンによる米ルーツ・ミュージック探求の旅路。現代にも綿々と続くその旅路で芳醇な音を紡ぐ00年代のSSW達をピックアップ。
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