アメリカ人SSWがイギリスに渡り、フェアポート・コンヴェンションやフォザリンゲイやクイヴァーのメンバーをバックに録音した作品。73年作の1st。ジェイムス・テイラーを彷彿させる柔らかな風のようにジェントルなヴォーカルはアメリカンSSWの香りに包まれていますが、フィドルやペダル・スティールをはじめ、クイヴァーのギタリスト、Tim Renwickによるすすり泣くようなギターなど、アンサンブルは英国的な陰影に溢れているのが聴き所。ピアノやストリングスがまるでジャケットの木漏れ日のように繊細に紡がれるリリカルな楽曲など、本当に絶品の味わい。派手さはないものの、聴けば聴くほどに味が染み出る、そんないぶし銀のフォーク・ロック名作です。
ニッチなSSWやロック作品を多数リイシューしている有り難いレーベル、BIG PINKレーベルの中古品が多数入っております!
聴くとホッと出来るような、和める男性SSW作品をアメリカから探しました。
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