多くのグループがサイケデリックな質感を引きずりながら活動していた70年代最初期から、メロトロンやピアノを中心とした本格的なシンフォニック・ロックを放っていたグループであり、COSMINC JOKERSやASHRAへの参加が有名なHarald Groskopfが参加していることでも知られているジャーマン・シンフォニック・ロックバンドの74年4th。メロディーにキャッチーな歌モノとしての魅力があり、とてもポップなサウンドへと変貌した作品となっていますが、Joachim Reiserのヴァイオリンの技巧や、ピアノ、メロトロンのクラシカルさは前作と変わらずに楽曲を彩っており、この後ポップ・バンドへと方向性を変えていくことも納得できる名作となっています。
のちにASHRAで活躍するドラマー、ハラルド・グロスコフ在籍のジャーマン・シンフォ・グループ、73年リリースの3rdアルバム
590円(税込649円)
KING CRIMSON/EPITAPH VOLUMES THREE AND FOUR
97年リリース、歴史的1st『宮殿』製作時のメンバーによる69年のライヴ音源を収録、全15曲
930円(税込1,023円)
舩曳将仁の「世界のジャケ写から」 第六十五回:WALLENSTEIN『MOTHER UNIVERSE』
コラム「そしてロックで泣け!」が好評だった音楽ライター舩曳将仁氏による、第2弾コラム「世界のジャケ写から」。世界のプログレ作品より魅力的なジャケットを取り上げ、アーティストと作品、楽曲の魅力に迫ってまいります。
ポポル・ヴの『ホシアナ・マントラ』をはじめ、吸い込まれるような幻想美を持った作品を世に送り出したドイツPilzレーベルを特集!
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 目立つケースツメ跡あり、小さい汚れあり
流麗なヴァイオリンとピアノが織り成す幻想的な響きに歪んだギターのヘヴィネス、そしてジャーマンらしいコズミック感。後にASHRAに加入するドラマーが在籍したシンフォ・グループ、これはかなりの完成度です。
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