B000622902(GEFFEN)
【米ロック名盤】荒々しくヘヴィにうねるブルース・ギター、サビでのサイケデリックなコーラスが一体となった米ロックの中でも異彩を放つドラマティックな名曲がこちら→
アメリカ出身、後にイーグルスにも参加することになるギタリスト。本作はジェイムス・ギャング脱退後の73年にリリースされたソロ・デビュー作。名義はソロですが実質は彼をリーダーとするトリオ編成のバンドで録音されています。プロデュースはイーグルスに彼を紹介することになるジム・シムジク。ジェイムス・ギャング時代のハード・ロック・サウンドを残しながら、アコギやキーボードを大胆に導入した緻密なアレンジが施された斬新なカントリー・ロック・サウンドに仕上がっています。ブリティッシュ・ロックにも通じる哀愁あるメロディーと牧歌的な雰囲気が印象的な作曲センス、粘っこく鼻にかかったような味のあるヴォーカル、ワイルド且つブルージーなスライド・ギター。三拍子揃った彼の魅力が堪能出来るソロ・アルバム。重くブルージーなギターが暴れまわる荒々しい「TURN TO STONE」から美しいハーモニカ・ソロで締めくくられるアコースティックな「COMIN’ DOWN」への流れは非常にドラマティック。米ハード・ファンからウエスト・コースト・ロック・ファンまで、広く聴かれるべき名作。
HUMBLE PIE/ROCKIN' THE FILLMORE
71年リリースのライヴ・アルバム、ドクター・ジョン「I Walk On Gilded Splinters」の23分を超えるカバーは圧巻!
550円(税込605円)
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 1枚は無傷〜傷少なめ、1枚は傷あり、圧痕あり、ケースツメ跡あり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 盤に曇りあり、ペーパーケースに圧痕あり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 小さいカビあり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 1枚は傷あり、1枚は傷多め
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ カビあり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
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異常なぐらいのレンジの広さ(3 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
ジェイムズ・ギャングを抜けて新たなトリオ編成に挑んだファースト作。ちょっと異常なぐらいのレンジの広さと曲の多彩さに呆然となります。ジョー・ウォルシュの書く曲は一貫してミドル・テンポであり、似通ったものが多いのですが、飽きることがありません。基本となる部分をアコースティック・ギターとオルガンで作り、ギターを重ねていくスタイルです。さりげなくアープなんかも使っているようですが、土臭い米国ヘビーロックになっています。土臭さと洗練とが同居している様が不思議であります。
トム・シュルツは相当ジョー・ウォルシュのことが好きだったのでしょう。ビル・シムジクの作業が奏功して、アコギの音圧が素晴らしいです。ストーンズの「レット・イット・ブリード」級。加えてオルガンの使い方は、ジェネシスがひれ伏すレベルではないかと思います。例えば5. Mother Saysです。英国オルガン・ハードや、70年代初期のプログレッシブ・ロックが好きな方におすすめできます。
満を持して9. Turn To Stoneが終わりにやってきます。この曲のギター・オーケストレーションにはのけ反らざるをえません。