JIM McCARTY、JANE RELF、JOHN HAWKEN、LOUIS CENNAMOら、第一期RENAISSANCE/ILLUSIONのオリジナル・メンバー4人によるバンドがリリースした01年作。気品あるクラシカルなピアノとアコースティックギターを基調とするアンサンブルに、英国然とした陰影がかかったメロディーラインが乗り、相変わらずの純朴でハートウォーミングな声で歌うマッカーティと、しっとりと翳のある美声を響かせるジェーン・レルフ。かつてのILLUSIONによる名盤2作と並べても問題のない、溢れんばかりの英国叙情を湛えた粛々とドラマチックなサウンドを聴かせていて感動を禁じえません。ややメロディの質に垢抜けたモダンなキャッチーさが顔を覗かせている印象もありますが、邪魔になっておらず、むしろILLUSION時代そのままのサウンドにいい具合に溶け合っているのが素晴らしい。中でも往年そのままと言えるタイトルナンバー「Through The Fire」は感涙必至の名曲。70年代当時の空気をそのままに現代へと蘇らせたかのような珠玉の名品です。
ソフツを脱退したワイアットが結成したグループ、名曲「O Caroline」収録の72年デビュー作、カンタベリー・ロックらしさ満点の名品!
2,440円(税込2,684円)
MATCHING MOLE/LITTLE RED RECORD
ソフツを脱退したロバート・ワイアットが結成したグループ、72年2nd、イーノがゲスト参加、プロデュースはロバート・フリップ
1,190円(税込1,309円)
BANCO(BANCO DEL MUTUO SOCCORSO)/LIVE IN BOLMIO 1983
イタリアン・プログレの雄、83年8月23日の伊ボルミオ公演を収録
1,192円(税込1,311円)
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1. ワン・モア・ターン・オブ・ホウィール |
2. グッド・ハート |
3. グロリアス・ワン |
4. スルー・ザ・ファイアー |
5. ブローイング・アウェイ |
6. ミステリー・オブ・ビー・イング |
7. ビート・オブ・ジ・アース |
8. ビヨンド・ザ・デイ |
9. マイ・オールド・フレンド |
10. スルー・ザ・ファイアー(リプライズ) |
音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。第15回は、キース・レルフにフォーカスしたコラムの後篇をお届けします!
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