多くのグループがサイケデリックな質感を引きずりながら活動していた70年代最初期から、メロトロンやピアノを中心とした本格的なシンフォニック・ロックを放っていたグループであり、COSMINC JOKERSやASHRAへの参加が有名なHarald Groskopfが参加していることでも知られているジャーマン・シンフォニック・ロックバンドの74年4th。メロディーにキャッチーな歌モノとしての魅力があり、とてもポップなサウンドへと変貌した作品となっていますが、Joachim Reiserのヴァイオリンの技巧や、ピアノ、メロトロンのクラシカルさは前作と変わらずに楽曲を彩っており、この後ポップ・バンドへと方向性を変えていくことも納得できる名作となっています。
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1. 女司祭 |
2. ストーリーズ,ソングス&シンフォニーズ |
3. 旗 |
4. 太陽の友だち |
5. シンパシー・フォー・ベーラ・バルトーク1・2・3 |
舩曳将仁の「世界のジャケ写から」 第六十五回:WALLENSTEIN『MOTHER UNIVERSE』
コラム「そしてロックで泣け!」が好評だった音楽ライター舩曳将仁氏による、第2弾コラム「世界のジャケ写から」。世界のプログレ作品より魅力的なジャケットを取り上げ、アーティストと作品、楽曲の魅力に迫ってまいります。
ポポル・ヴの『ホシアナ・マントラ』をはじめ、吸い込まれるような幻想美を持った作品を世に送り出したドイツPilzレーベルを特集!
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