WHCD032(WOODEN HILL) 【2010年発売CD】
この気だるい空気とフルートによる陰影。ただならぬ雰囲気漂う逸品ながら、原盤は数枚しか確認されていないと言われる超激レア盤。VertigoやNeonの作品と比べても色褪せない名作ですね。
71年作。原盤は数枚しか確認されていないと言われる超激レア盤。いかにも70年代初期の魅力に溢れたけだるい雰囲気のギターを中心に、英国的な叙情性に溢れたフルートが絡むサウンドは、今まで埋もれていたのが信じられないほどの完成度!哀愁のメロディーと、それを時にハードに時にエモーショナルに歌い上げるヴォーカルもたいへん魅力的。Vertigo、Neonの名盤群と比べても全く色褪せません!英国ロック・ファン必聴です。
風格すら漂う英アンダーグラウンド・シーン屈指の好グループ、72年作、ブリティッシュ・ロックの名作
JULIANS TREATMENTとしての活動で知られるドミニカ共和国出身のキーボード奏者、71年作、英女性シンガーJo Meek参加
荘厳でドラマティックなブリティッシュ・プログレの名作、74年唯一作、プロデュースはロジャー・チャップマン
トントン・マクートやランニング・マンに通ずる73年の自主制作盤、フルートやエレピがたゆたう英国叙情に溢れたジャズ・ロック秘宝
原盤は激レア!プログレ・ハードのダイナミズムとフォーキーな牧歌性が同居した英国マイナー・プログレ、71年唯一作
【タイトル追加】これがマイナー作品?メジャー級のクオリティを誇る幻のブリティッシュ・ロック作品特集
自主制作された作品やマイナーなレーベルからひっそりとリリースされた作品。そんな作品たちの中にもメジャー・クオリティな作品がゴロゴロ眠っているのが我らが英国ロックの深い森。VertigoやHarvestの人気作を聴き終えた後には、ドワーフでも出てきそうな森の奥の奥の方へと進んでみてはいかが?
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70年代初期でしかあり得ないとんでもない逸品(7 拍手)
イニュ円導さん レビューをすべて見る
カケレコさんのレビューを読み、特に「激レア盤」という言葉とアナログコピーばかり作ってるメーカーからも出ているのを知り、それだけで購入してしまった。 ジャケットはフォークの「ティカウィンダ」に似てるななどと思っていたが勿論中身は全然違った。
「あかん...これ......当たりや!!」
異常な程ゴツゴツしたリズム隊とそれに合ってない哀愁のヴォーカル.フルートの対比がいい!新鮮だ! とにかく気にいったのは主張しまくりのベースの音。(故.クリス船長みたい)ドラムの音も普通じゃない。チープな録音だからこそ魅力あるサウンドになってしまっている。 基本穏やかに進みつつも、急にテンポUPする王道なプログレ曲もあり結構レベルは高い。(ギターは「フラッシュ」みたくもあるような--) マイナープレス盤に有りがちな退屈なロックではなく結構キャッチーでもあり、そしてしっかりした個性も持っている。 総じて「哀愁とハード」の無理やりの合体--と言えば的を外していないかもしれない。 わたくし的には星5つ!
あー、イエスが聴きたくなってきた−−!!