LED ZEPPELIN/HOUSES OF THE HOLY
シンセ、メロトロン、ダブルネックの12弦などを駆使し、レゲエやファンクにも挑戦するなどサウンドの幅が更に広がった73年作5th、ジョンジーのカラーを反映した深遠な「No Quarter」も印象的
650円(税込715円)
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1. 愛のゆくえ |
2. ゲットー |
3. ヘイ・ガール |
4. きみの友だち |
5. リトル・ゲットー・ボーイ |
6. ウィ・アー・スティル・フレンズ |
7. ジェラス・ガイ |
8. エヴリシング・イズ・エヴリシング |
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ ケースツメ跡・若干折れあり
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最近R&Bばかり聴くようになっています(1 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
「グルーブ」の意味を知りたかったら、この盤を聴け、という名演です。ライブは、「ホワッツ・ゴーイン・オン」で幕を開け、最初はダニーの声の良さをアピールする、歌ものライブなのかと思わせます。ところが、ダニーはエレクトリック・ピアノを軽快に弾き続け、洗練されたフュージョンなのかと錯覚する華麗なアンサンブルに進みます。この辺までくると、ベースもドラムズも只者ではない奏者であることに気づいてきます。
続く「ザ・ゲットー」がまたすごい。オーディエンスのハンドクラップに支えられ、アフリカ系ともラテン系ともつかない快いビートの世界へ入っていきます。ほぼ単一のビートの上を、エレピのソロが舞います。12分に及ぶ演奏ながら、中だるみは全くありません。うねるベースの心地よいこと。
このライブの良さは、オーディエンスとの距離の近さにもあります。そんなに広くはない会場なのでしょう。やけに聴衆の声が近く感じます。聴衆はダニーの声に歓声を上げているのではなく、ドラムズやベースの超絶ソロに歓声を上げているのです。自由に見せかけながら、しっかり規律ある演奏はだらだらと流れません。最終曲の「ボイス・インサイド」には、2分を超えるウィリー・ウィークスのベース・ソロが登場します。これがまあ、聴いたことのないすごい演奏です。
レノンの「ジェラス・ガイ」、キャロル・キング曲もやっているのでロックのユーザーも親しめるはずです。複数の会場での録音なのに、それもまた感じさせません。