JEFF BECK/JEFF BECK WITH THE JAN HAMMER GROUP - LIVE(LIVE WIRE)
77年リリース、ヤン・ハマー・グループと共演した76年10-11月のライヴを収録
790円(税込869円)
レコード・コレクターズ増刊「ジェフ・ベック・アンソロジー」をご紹介いたします!
2月13日に発売されたレコード・コレクターズ増刊「ジェフ・ベック・アンソロジー」をご紹介します。
ちょうど45年前の8月にリリースされたジェフ・ベック・グループ『トゥルース』
今からちょうど45年前の1968年8月にリリースされた、ジェフ・ベック・グループの『トゥルース』をピックアップ。
ビート・ブーム、サイケデリック革命、シンプルなバンド演奏へと回帰したブルース・ロック・ブームを経て、テクノロジーの発達とともに60年代末にいよいよ花開いた「ブリティッシュ・ハード・ロック」!胎動の67年からメジャーシーンを席巻した70年まで、年代を追って英ハード・ロックの名作をピックアップしながら、英ハードの進化と深化を探ってまいります。
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 軽微なカビあり
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頑迷なハードロック・ユーザーの目を覚まさせた音(4 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
ジェフの歪んだギターが出てきますゆえ、ハードロックということになっています。しかし、音を聴けば、すでに彼らがそんな地平にいないことは自明の理です。この時期、チック・コリアやハービー・ハンコックはジャズに風穴を開けようとしていましたし、スティービー・ワンダーはモータウンの決まりきった音と格闘していました。ジャンルは異なれど、規制の音を脱しようとしたムーブメントが起きていたと、今では考えています。ちまたではバニラ・ファッジの二人と組めなくなったゆえ、急造でつくったグループと考えられています。本当にそうでしょうか。「ラフ・アンド・レディ」というタイトルに、あなた騙されていませんか。
ベースとボーカルがアフリカ系。ジェフはずっとアフリカ系音楽を師匠として、それに自分を重ね合わせるように未開地を切り開いてきました。アフリカ系の腰の強いビートを基礎としながら、音はオーケストレーションを目指しています。ジミ・ヘンドリクスの晩年のようなトータルな音楽です。ドラムズとギターばかり聴いてしまう盤なので、ボーカルをあまり聴かないですけれど、ボブ・テンチの声はよいです。そして「ニュー・ウェイズ・トレイン・トレイン」の革新性とインスト曲の抒情性が好きです。2024.09.21