LION632M(LION) 【2009年発売CD】
14分を越える大曲のライヴ音源1曲をボーナス・トラック収録。
バッハの「フーガ」を取り入れて荘厳なチャーチ・オルガンで盛り上げたと思ったら、一転ラウドで荒削りギターでスリリングに畳みかける!うーんこれぞジャーマン・クラシック・ロック!
ハード・クラシカルなオルガンを中心にしたスモーキーなジャーマン・ロックを聴かせるドイツのグループの71年作。バッハの「フーガ」を取り入れた楽曲を初めとして、チャーチ・オルガンのごときエコーを効かせたハモンド・オルガンの様式美で聴かせるクラシカルなセクションと、ラウドで荒削りなギターが勢い任せに引っ張るサイケデリック・ハードなセクションに分かれた楽曲は非常にスリリングな表情を見せ、その節操の無いサウンドがとても魅力的です。ジャーマン・ロックらしい実験色も覗かせるなど、個性的でマニアックな好作です。
BRAVE NEW WORLD/IMPRESSIONS ON READING ALDOUS HUXLEY
知る人ぞ知るジャーマン・サイケの名盤、ドイツVERTIGOからリリースされた72年作
2,590円(税込2,849円)
BUON VECCHIO CHARLIE/BUON VECCHIO CHARLIE
PFMもBANCOも登場していない伊プログレ黎明期の71年に製作されながらお蔵入りとなった作品、ずばり傑作!
2,690円(税込2,959円)
オルガンが素晴らしいユーロロックの名曲をピックアップ。
はらはらと枯れ葉舞うような、哀愁のハモンドを聴かせる作品を集めました。
芸術の秋!プログレの秋!
くすんだトーンのオルガンが描く幻想的なオルガン・プログレを世界中から選りすぐってご紹介いたしましょう。
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予想していた以上に詰め込みすぎてわけわからん状態?独逸だから、まあ、良しとしよう、か。ふぅ〜。(3 拍手)
らじおすたーの喜劇さん レビューをすべて見る
初期タンジェリンもそうだけど、ごった煮状態は独逸の魅力、と、言い聞かせるしかない(笑)。
1曲目からバッハのトッカータで始まったと思ったら、わけわからんBs ソロ〜 Drソロ、そいでもってオルガンとギターのユニゾンで、あっというまに16分。呆れて笑えた。
後半はめちゃくちゃジャズ〜Tubular Bellsみたいな終わり方、と思ったらクラシカル・ハードに戻りそうで戻らん・・・あぁ、じれったい。
混沌としたGerman クラシカル・ハード・オルガン・ロックの好サンプルですな。
けなしてるわけじゃありません。覚悟して買ったんですから(笑)。
大英帝国に負けじと「なんでもあり」やろうとして「詰め込み過ぎ」た、German 根性満載(そんなのあるんか?)の傑作。
ま、独逸モノには、テクには目をつぶって「あの時代の空気」に共感してやってくださいね。
トリアンビラートを期待するヒトはいないと思いますが・・・(笑)
大英帝国で例えれば「UKとは完全に対局。Gracious ! 、Beggars Opera 両方の1stのB面をゲルマン鍋で煮込んだ」感じ。これでどうだ!
ゲルマンらしい(2 拍手)
普段はメタルさん レビューをすべて見る
混乱さで、70年初頭の熱さみたいなものを感じます。BACHをモチーフにして、いきなりの10分越えから引き込まれていき、
あれよあれよとアルバムラストまで突き進んでしまいます。音も、古めかしさよりもパワフルさが上まわっているよう。
テクもゲルマン系の中ではあるほうだと思いますが、如何?私はゲルマンハード系ではPELL MELLの次に気に入りました。