スタッフ佐藤の、コレ好きなんですよ。 ? 第十七回 ピーター・フランプトン『フランプトン』
一般的にはさほど注目を集めることのない作品たちの中から、スタッフ佐藤が愛して止まない作品たちを取り上げてその魅力を語ります!
帯【有】 解説【-】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ カビあり、ケースツメ跡あり、ケースにスレ・トレーに黄ばみあり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ カビあり、ケースツメ跡あり
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さらばロンドン、俺は先に行く(4 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
オープニングの「フィグ・トゥリー・ベイ」がまず飛び上がるようなイイ曲。続く「ウインド・オブ・チェンジ」がまた彼にしか書けないダイナミックかつソフトな曲で、魂が洗われます。絶頂期のハンブル・パイを飛び出した賭けが吉と出るか凶と出るか。ええい、風を読め。俺にとって夢だった米国進出をかなえるためだ。風の変わり時よ来い。赤壁の戦いで風を待ちわびた諸葛孔明の姿と重なってきませんか。趙雲がアンディ・ボウン、張飛がマイク・ケリー、関羽がミック・ウィルスという布陣です。(すみません、好きなもんでつい…)(何、クオーのボウンに、スプーキーのマイク・ケリーだと、とのけぞっていただけるとさらに嬉しいです)
フラムプトン様の良いところは屈託のなさ。ドラッグに溺れたことも、女性に逃げられたこともなく、逆に傾斜のなさがコアなロック・ユーザーから遠ざけられています。気のせいかな。だってフラムプトン命のリスナーって、あなたの周りにいますか。わたしは…わたしだけですよ、ソロまで聴いているのは。「ショウ・ミー・ザ・ウェイ」や「ベイビー・アイ・ラブ・ユー」のときだけではないです。珍しく浮き沈みなく、どんな盤でも聴かせてしまう人です。「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」ほかヘビーな一面もあるのでぜひ。2022.06.30