COLUMN THE REFLECTION 第76回 目を覚ませ! 暑さをぶっ飛ばせ! 〜 残暑見舞プレイリスト!!「70年代、キャッチーなハード・ロック」 〜 文・後藤秀樹
音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「Column The Reflection」!今回は氏にとって思い出深い、夏の暑さを吹き飛ばすような70年代ハード・ロック曲をピックアップいたします。
第4回【秀逸ジャケ調査委員会】ヒプノシスのジャケットは総じてすばらしい。だが中にはこれはいかがなものかというものも…
ヒプノシスのデザインしたすばらしいジャケット群。でも、なかにはアレなジャケットもあるわけで…
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
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ワーナーがんばれ、東宝に負けるな(2 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
バン・モリスンの「テュペロ・ハニー」録音時にテッド・テンプルマンがやって来て、モントローズとビル・チャーチに音楽の好みを聴いたのがグループ結成のきっかけだったんだそうで…。ツェッペリンとパープルと二人は答えました。だったら「テュペロ・ハニー」の請負仕事は苦痛だったんじゃないかと思います。グループの成果品はわずか4枚のロングプレイです。(再結成の「ミーン」を入れて5枚)プロデューサーもメンバーもころころと変わり、グループ存続の「つき」に、そもそも見放されていました。
このコンピレーションは、RHINOがモントローズにオファーし、当初モントローズは過去の仕事に価値があると思えなかったようです。モントローズのユーザーがこの盤を持っておくべきなのは、ロニーのモントローズ観がライナーによって明らかになるからです。3から4曲づつ収録されています。彼らのベストは、ファーストの全曲なので選曲には無理があります。ただ現在入手不能の「ミーン」から3曲。これには価値があります。「ロボコップ」での使用曲と「理由なき反抗」をイメージした曲だそうです。
ワーナー・ブラザーズは、映画のサントラ会社なのです。映像と音楽が社是。モントローズの映像好きは、そこから来ています。マーベルズとディズニーによって金属疲労をおこしている米国映画界の将来を案じてしまいます。2023.12.17