MYSTCD453(MYSTIC) 【2023年発売CD】
ブックレット仕様、ボーナスディスク付きの2枚組。
名実ともに現代ポーランド・プログレの最高峰と言えばこのRIVERSIDE。ギターによるメタリックな重量感、キーボードが担うファンタジックな音使い、浮遊感と陰鬱さが入り混じる音響センスを調和させた、劇的にして奥行きのある音世界に惹きこまれる23年作!
名実ともに現代ポーランド・プログレの最高峰に位置するバンド、前作より4年ぶりとなった23年作8thアルバム。2016年に40歳の若さで死去した長年のギタリストPiotr Grudzińskiの後任として、過去作にゲスト参加していた元QUIDAMのMaciek Mellerが加入、現メンバーでの第1弾となるのが本作です。ギターによるメタリックな重量感、キーボードが担うファンタジックな音使い、そして浮遊感と陰鬱さが入り混じる独自の音響センスを調和させた、ドラマティックにして奥行きのある音世界は健在ですが、メランコリックな音作りよりもカチッとタイトなアンサンブルとポップとも言えるメロディが印象的。ファンタジックなシンセが高鳴る1曲目のオープニングはYESかASIAかという感じだし、清涼感あるヴォーカル・メロディも相まって、これまでで1,2を争うキャッチーさで聴かせています。とは言え油断していると、ザクザクと強烈なヘヴィネスでギターが襲い掛かってきて、その対比がまたカッコいい。ピアノを効果的に使った静謐なパートの美しさも特筆です。従来のRIVERSIDEらしさは維持しながらも、かつてなく聴きやすいスタイルを提示している意欲作。
ANXTRON/LIVE AT CARIOCA PROGFEST
ブラジルの4人組インスト・プログレ・バンド、20年CaRIOca Prog Festivalでのライヴ音源を収録
2,490円(税込2,739円)
トランシルヴァニア地方出身のシンフォ・グループ、待望の22年4th、雄大でドリーミーな幻想世界に圧倒される傑作!
2,190円(税込2,409円)
LIGHT YEAR/REVEAL THE FANTASTIC
米ジャズ・ロック、74年に録音されつつお蔵入りとなっていた1st、女性ヴォーカル、マリンバをフィーチャーしたカンタベリー・タッチのサウンドが特徴
2,290円(税込2,519円)
舩曳将仁の「世界のジャケ写から」 第七十二回:RIVERSIDE『ID.ENTITY』
コラム「そしてロックで泣け!」が好評だった音楽ライター舩曳将仁氏による、第2弾コラム「世界のジャケ写から」。世界のプログレ作品より魅力的なジャケットを取り上げ、アーティストと作品、楽曲の魅力に迫ってまいります。
【タイトル追加】"ダークな透明感"を帯びたPORCUPINE TREE系プログレ作品を探求!
"ダークな透明感"を継承したPORCUPINE TREEタイプのプログレを探求してまいります♪
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
まだレビューはありません。