直輸入盤(帯・解説付仕様)、2枚組、定価3000+税。
ジョージ・マーティンが惚れ込んだ米ウェストコーストのルーツ・ロック・バンドと言えば? 米南部のルーツ・ミュージックが土台なんだけど、陰影と気品に溢れているのがいかにもジョージ・マーティン!
リリカルかつ弾むように軽快なピアノ、郷愁を誘う流れるようなフィドルをフィーチャーしたアンサンブルは、土臭さはあまりなく洗練されているのが印象的。ルーツ・ミュージックを土台にしつつもアーシーにならずに、気品あるサウンドでまとめあげるセンスは、いかにもGeorge Martin。この延長線上には確かにJEFF BECK『Blow By Blow』があることを感じます。黄昏色の哀愁いっぱいのメロディ、切々と胸にせまる歌声のヴォーカル、ウェストコーストにしては陰影に富んだ豊かなハーモニーも素晴らしい。CSN&YやGRATEFUL DEAD『American Beauty』あたりのファンはもちろん、Ian Matthewsなど「イギリスのアメリカ」サウンドが好きな方は是非。
MIKE HERON/SMILING MEN WITH BAD REPUTATIONS
INCREDIBLE STRING BANDの中心メンバー、ISB在籍中の71年1stソロ、J.ケイル/P.タウンゼント/K.ムーン/S.ウィンウッドほか超豪華ゲストが彩る傑作
890円(税込979円)
バーズ『ロデオの恋人』から辿る、カントリー・ロック名盤特集:その2
バーズ『ロデオの恋人』からスタートして、カントリー・ロックの名盤を聴いてまいります!
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初期イーグルスとウェストコースト・シーンを中心に、爽やかさと哀愁を兼ね備えた夏にピッタリのカントリー・ロックをご紹介してまいります。
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