LYNYRD SKYNYRD/GIMME BACK MY BULLETS
サザン・ロックの雄、プロデューサーがアル・クーパーからトム・ダウドに代わり制作された75年作4th
2,390円(税込2,629円)
ウエストコーストを代表する歌姫、ドゥービーズ/リトル・フィート/ニール・ヤングなど豪華ミュージシャンがサポートした78年デビュー作
590円(税込649円)
エイモス・ギャレットのとろけるようなギターが楽しめる作品をピックアップ!
テレキャスターの名手、エイモス・ギャレットの名演が聴けるアルバムをピックアップいたしました。
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…形容が思いつかない素晴らしさ(3 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
マリア・マルダー姐さんと言えば、歌い上げるイメージ。それもひらひらと裏返る声がセクシーでくらくらします。そう思いながら「ウィ・ジャスト・クドゥント・セイ・グッバイ」を聴き始めます。グラマラスな管楽器とブラシとピアノ伴奏が盛り上げます。ところがですよ。突然フレンチ・カンカン・スタイルの早口ダブルトラックになってそのまま最後まで突っ走ります。ひとりマンハッタン・トランスファーです。す、すげ、かっこいい〜。こんなこともできるんだ。この曲だけでも買っておく価値があります。
曲中でテンポアップするやり方はほかの曲でも出てきます。「アイ・キャント・スタンド・イット」は、コール・アンド・レスポンスのゴスペルが突然速くなります。あれよあれよ、なのです。最終曲もゴスペルで、アレサ・フランクリンも顔負けの貫禄です。いいなあ。マリア姐さん。まだ5、6枚しか聴いていないのに、わたしはマリア姐さんにぞっこんではないですか。遊びのある後半に比べると、スモーキー・ロビンソン曲から始まる前半は、王道女性ボーカル。高音で声が裏返る、ということは、声域が狭いことなんじゃないかと思うんですが。その裏返ってからの伸びが素晴らしいのですね。弱点が見つからないすごい歌手でございます。2023.04.17