ブラジルのグループ、02年のデビュー作。歌心いっぱいのバッキング&哀愁のソロともに魅力的なギター、叙情性溢れるキーボードを中心に、手数が多く前のめりなドラム、よく動くベースがダイナミズムを加える、ハイ・レベルなシンフォニック・ロック。情感いっぱいの線の細いハイ・トーンのヴォーカル、南米的なリリシズム溢れるメロディも秀逸。パーカッシヴなアコギ・バッキング、繊細に鳴らされるピアノもいかにも南米的で良いアクセントになっています。70年代の発掘盤と言われても分からない、全体的に厳かな雰囲気、アナログ的なサウンド・プロダクションも素晴らしい。3曲目「Sorria meu velho」で聴ける、胸を焦がす哀愁のメロディと次々と溢れ出す泣きのギター・ソロ。絶品です。
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溢れんばかりの叙情美とメロウネスが魅力、ブラジル新鋭プログレ特集!
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