15年にデビューしたポーランドの新鋭シンフォ・グループ、フルアルバムとしては3作目となる2021年作。スタイリッシュなサウンドを聴かせるグループが多い近年のポーランド勢にあって、彼らは哀愁と叙情美に溢れたシンフォニック・ロックを実直に聴かせてくれる正統派。本作もそのスタイルは変わらず、シンセやアコギの一音一音にリリシズムを宿した瑞々しい演奏によって、GENESISやCAMELを継承するシンフォ・サウンドを丹念に紡ぎ出します。太いトーンで力強く弾く熱いエレキギターのプレイも良いし、低めの声質で哀愁を込めて歌うヴォーカルも素晴らしい。GENESISやCAMELのファンにはかなりオススメ!
TRK PROJECT (RYSZARD KRAMARSKI PROJECT)/BOOKS THAT END IN TEARS
ポーランド・シンフォの雄MILLENIUMのkey奏者によるプロジェクト、各曲でオーウェル『1984』/ゴールディング『蠅の王』/カフカ『審判』などを題材にした21年作5th!
2,290円(税込2,519円)
TRK PROJECT (RYSZARD KRAMARSKI PROJECT)/MUSIC INSPIRED BY THE LITTLE PRINCE
ポーランド、MILLENNIUMのキーボード奏者によるソロ・プロジェクト17年作、「星の王子さま」をコンセプトに据えフロイド直系のドラマチックなシンフォを聴かせる秀作!
2,490円(税込2,739円)
5月のカケレコ・ベストセラーTOP10を大発表!どんな作品が注目を集めたのか、ぜひチェックしてみてください☆
70sプログレ&ロック・ファンに聴いてほしい、先人へのリスペクトに溢れたヴィンテージな新鋭特集!
今回取り上げるのは、70年代プログレ&ロックへの憧れと敬意を感じさせるヴィンテージなサウンドを鳴らすバンドたち。厳選してピックアップ!
90年代以降にプログレ新鋭シーンが盛り上がり、00年代に入っても注目の作品が続々とリリースされています。その勢い衰えず、次々と優れたプログレ新譜が届く2015年。入荷した注目作をピックアップいたしましょう。
レーベル管理上、フォトブックに若干折れがございます。ご了承ください。
スタイリッシュな音が多いポーランド・プログレ勢にあって、このマイルドで温かなヴィンテージ感覚を大事にした叙情派スタイルには思わずグッと来ちゃいます。70sテイストが豊かに香る実直なメロディアス・プログレが味わえる好EP!
最近のポーランド・プログレと言ったらスタイリッシュなサウンドが多いけど、80年代のPENDRAGONやIQを思い出させる、こんな愛すべきグループもいるんですねぇ。アナログ・シンセかと思う、垢ぬけないけど色彩豊かなシンセもまたいいんだな〜。
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