Herbie Mannがプロデュースを務め、自身のレーベルEmbryoよりリリースした米ジャズ・ロック1971年作。流麗なピアノ、オルガンがたなびく中に響く、伸びやかで美しく力強い歌声・・・まるでローラ・ニーロのようでびっくり!このボーカルは後にAOR/フリー・ソウル名盤として名高い『SHINE THE LIGHT OF LOVE』をリリースする、グーギー・アンド・トム・コッポラ夫妻の奥様グーギーで、メロウ・グルーヴを思わせる心地よく浮遊感あるサウンドを聴かせてくれます。そのしっとりとしたサウンドに酔いしれていると、アグレッシヴなオルガンとピアノ、トランペットが火花散らすパートもあったりと、緊張感の漂うアンサンブルもじっくり聴かせる質の高い逸品。ローラ・ニーロがジャズ・ロックをやったらこうなるだろうといえる、驚きの一枚です。ローラ・ニーロやエスラ・モホーク、ウェンディ・ウォルドマンなどのソウル・フィーリング溢れる女性シンガーが好きな方はもちろん、ジャズ・ロック・リスナーにもおすすめです。
FAIR WEATHER/BEGINNING FROM AN END
いぶし銀の名ギタリスト/SSWアンディ・フェアウェザー=ロウによるグループ、71年作、スケールの大きな英国スワンプ・ロックの名作
1,110円(税込1,221円)
ローラ・ニーロが好きな人におすすめ!ソウルフルで伸びやかな歌声の女性シンガー特集
10/18はローラ・ニーロの誕生日。今日はローラの楽曲を聴きつつ、彼女に近い魅力を持った女性シンガーをピックアップしてまいります。
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