EL&P(EMERSON LAKE & PALMER)/EL&P
THE NICEのKeith Emerson、KING CRIMSONのGreg Lake、ATOMIC ROOSTERのCarl Palmerによって結成されたスーパー・グループ、記念すべき70年デビュー・アルバム!
650円(税込715円)
LEAF HOUND/GROWERS OF MUSHROOM
名ヴォーカリストPeter French在籍、BLACK CAT BONESを母体に結成されたヘヴィ&ブルージーな骨太ブリティッシュ・ロック・グループ、71年作
990円(税込1,089円)
KING CRIMSON/STARLESS AND BIBLE BLACK
精緻にしてヴァイオレンス!ライヴ音源とスタジオ音源に巧みな編集を施した74年作7th、クリムゾン史上の難曲「FRACTURE」収録
472円(税込519円)
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たすけさん レビューをすべて見る
ハード・スタッフ解散後のジョン・ドゥカン(ジョン・カン)が、ステイタス・クォーのフランシス・ロッシのプロデュースにより制作したソロ・アルバム。70年代後期の制作ですが、お蔵入りしていたものと思います。面白いのは、パンクの出現を、彼は、「自分が以前から実践していたスタイルに似ている」と認識したらしいことで、曲によってはハードロックよりもパンクに印象が近いです。もちろん、ギターは、フランシス・ロッシも弾いているので、ステイタス・クォーにしか聞こえないハード・ブギもあります。
アンドロメダ時代からそうなのですが、ジョン・ドゥカンは、いろんな曲が書けるために、アルバムがとっ散らかった印象にしかならないのですね。その散らかり具合を楽しめるかどうかが好き嫌い別れるところなんでしょう。わたしは、このB級っぽいところが気に入っているので、宝箱に思えて、にやけてしまいます。
ボーナストラックの16から25が、ジョン・ドゥカンとポール・ハモンドのふたりによるデモ(と言っていいのでしょうか。)で、ベースもカンが担当しています。グスタフスンが抜けてからのハード・スタッフと考えていいのかもしれません。