LED ZEPPELIN/HOUSES OF THE HOLY
シンセ、メロトロン、ダブルネックの12弦などを駆使し、レゲエやファンクにも挑戦するなどサウンドの幅が更に広がった73年作5th、ジョンジーのカラーを反映した深遠な「No Quarter」も印象的
650円(税込715円)
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 解説にケースツメ跡・折れあり
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
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いなたい陽気なファンク(3 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
のっけからハードロックと間違うような重いギターリフから始まる72年作で、ミーターズはこの頃からボーカルも入れるようになりました。メンバーそれぞれスタジオ・ミュージシャンの経験が長い人たちなので鉄壁の演奏。中でも特にベースのジョージ・ポーターとドラムズのジガブーの繰り出すビートは、誰も真似できない領域です。ベーシストで上手い人、独自性ある人があまたいる中で、業界を最も長い間リードしているのがポーター氏ではないかと思います。
さて、わたしがミーターズに出会ったのは、リトル・フィート経由です。彼らの目指すセカンド・ラインがどんなリズムなのかとの気持ちからでした。ファンクとは、言ってしまえば最初から最後まで単一なリズム・パターンを持つ音楽です。レゲエも本来はファンクの一分野なのでしょう。単一なパターンの中でユーザーを高揚させるには、次から次へとトリックを繰り出す必要があります。この形態を発明したのはミーターズです。それもジェイムズ・ブラウンみたいなアジテーション抜きで、です。
キャベッジ・アレーは、ニュー・オーリンズの実在のストリートだそうです。ごった煮の横丁らしく、ニール・ヤングのカバーもあれば、メロウな曲もあります。アルバムのイメージはぼやけていますが、ロック・ユーザーにはこの作からが入りやすいと思います。