CATNOJFGH/1(CARAVAN) 【2017年発売CD】
唯一のオリジナルメンバーとしてキャラヴァンで活動を続ける彼の、意外にも初となる17年ソロ・アルバム!名手ジョン・エサリッジや兄ジミーも加わって、カンタベリー・エッセンスがたっぷり香るさすがの愛すべき一枚に仕上がっています♪
唯一のオリジナル・メンバーとしてキャラヴァンで活動を続ける彼の、意外にも初となる17年ソロ・アルバム。リードギターに名手ジョン・エサリッジ、フルートほか管楽器に兄ジミー・ヘイスティングス、そしてキーボードにヤン・シェルハース、パーカッションにマーク・ウォーカーら現キャラヴァンのメンバーを迎えた布陣で制作されています。打ち込みを導入したリズムこそ現代風ですが、ジミーの舞うように軽やかなフルート、エサリッジの太いトーンで紡ぐキレのあるギター、そしてキャラヴァンに通じる優しく温かみあるメロディとそれをややハスキーになったもののあの鼻にかかった柔らかな声で歌うご本人と、カンタベリー・エッセンスたっぷりのサウンドがあちこちに散りばめられていて、キャラヴァンをはじめとするカンタベリーのポップサイドがお好きな方なら堪らない内容。本人の年季の入った味のあるアコースティックギターのプレイも見事です。まさに満を持しての入魂ソロ作!
ジェネシスの他、BIG BIG TRAINなど新鋭プログレにも影響を受けた英国のマルチミュージシャン、スケールの大きな14年デビュー作
2,790円(税込3,069円)
『TUBULAR BELLS』のプロデュースでも知られるイギリスのマルチミュージシャン、ジャケットのイメージ通りの幻想的で英国然としたサウンドを聴かせる77年ソロ作
690円(税込759円)
INCREDIBLE STRING BAND/LIQUID ACROBAT AS REGARDS THE AIR
ウッドストック・フェスにも出演、自由度の高い奔放なスタイルが特徴的な英アシッド・フォーク・バンド、71年作9th
490円(税込539円)
「知られざる(!?)CARAVAN関連作」〜『カケレコのロック探求日誌』一週間一気読み!〜
今月20日はCARAVANの来日公演です!メンバーの参加作を中心に、CARAVANと関わりのある作品をご紹介してまいります。
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「The Album」が懐かしいな(7 拍手)
らじおすたーの喜劇さん レビューをすべて見る
勝手に想い込んでしまうほどタチが悪いものはない。理想というモノは妄想になってしまう時があり、これは相手に失礼千万。
Caravanの近作「Paradise Filter」を聴いた時も感じたことで、何か暗い。リチャード・コクランが他界したこともあって自分の単なる思い込みだったかもしれないが。完全にオリジナルCaravanの復活は不可能になって、「ヘイスティングスの戦い」が出た97年からずっと思い焦がれてた夢は消えたわけだったからね。
ヤン・シェルハースのソロを聴いた時に感じなかった「仄かな暗さ」をパイ・へスティングスのソロに感じてしまったのは、私の勝手な解釈。
本作は渋い味のある良いアルバムだと思う。ただ、私が好きなパイの唄声は本当に勝手ながら名曲「Piano Player」です。
先日、日本で暮らすデイヴ・シンクレアがニュースで紹介されてた。近々、彼も新作ソロを発表するようだが、これからもずっと彼らのことは追っかけるつもりです。