ARP004CD(APOLLON)
こ、これはジャーマン・エレクトロ meets 北欧シンフォ!?ヤコブ・ホルム・ルポ、マティアス・オルセン、ラース・フレデリク・フロイスリーら現北欧シーンの重要人物たちが集結したOPIUM CARTELに続くプロジェクト、傑作デビュー盤!
WHITE WILLOWのJacob Holm-Lupo、元ANGLAGARDのMattias Olsson、WobblerのLars Frederik Froislie、元JAGA JAZZIST/現WHITE WILLOWのフルート/マルチ奏者Ketil Vestrum Einarsen他、北欧プログレ・シーンの重要ミュージシャンたちが参加するプロジェクトの17年デビュー作。これらのメンバーで思い出すのはOPIUM CARTELですが、今作では往年のジャーマン・エレクトロを彷彿させるプログラミングのリズムとうねりのあるシンセサイザー/シーケンサーフレーズをベースとして、そこに北欧らしい透明度の高いキーボード群やフルート/クラリネット/サックスなどの管楽器が重なり合いシンフォニックかつハートウォーミングに広がっていく個性的なサウンドメイクが光っています。何よりこのジャーマン・エレクトロ×北欧シンフォという着目点が素晴らしい。とにかく心地よく流れゆく音像にいつまでも身を委ねて浸っていたいと思わせる一枚。アプローチの方向性はエレクトロニカ・プログレと言えたOPIUM CARTELに近いですが、洗練されたサウンドの中にも70-80年代のジャーマン・エレクトロ黎明期の香りを漂わせる音像は、よりプログレ・ファンに強く訴える魅力を持っていると言えるかもしれません。オススメ!
フレンチ・プログレ・バンドPRIAMのギタリストChris Casagrandeを中心に結成されたバンド17年作、エレクトロ/アンビエントな作風と瑞々しいコンテンポラリー・フォークがバランスよく共存した力作
1,490円(税込1,639円)
TANGERINE DREAMやKLAUS SCHULZE好きにもおすすめ、神秘性に包まれるエレクトロ&アンビエント・プログレ新鋭をセレクト!
空気張り詰める冬にもぴったり。モダンな中にも70年代ジャーマン・エレクトロからの影響伺わせるような、神秘的なアンビエント&エレクトロ・プログレ新鋭をご紹介。
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