SEVENTH WAVE/THINGS TO COME and PSI-FI
SECOND HAND〜CHILLUMに在籍したメンバーによるユニット、センス抜群の英グラム・ポップ、74年作&75年作
1,190円(税込1,309円)
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1. Dance On A Volcano |
2. Opening The Sealed Book |
3. Dead Life |
4. I Turned To See Whose Voice It Was |
5. I Try To Change This World |
6. Tittish Child |
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この時代のコニー・プランクは神(1 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
ゴモラは、69年にデビューしたサイケ・オリエンテッドなバンド。わたしはセカンド作しか聴いていませんが、あまり大きな印象を持っていません。でも、コニー・プランクを裏方に迎えたこの第三作は素晴らしいです。サイケからは脱して、空間を自在に使ったヘビーロックに成功しています。
1曲目の「ダンス・オン・ア・ボルケーノ」では、すさまじいドラミングにのって、やくざなオルガンがリフを刻みます。性急なリフにのる、これまた迫力の英詞ボーカル。途中牧歌的なブレイクで徐々に盛り上げ、性急なビートにまた戻ります。手に汗にぎる展開です。このドラムズ、ベースの録音が同時代の英国にもないぐらい良いのです。
ジャンルは若干散漫で、ワールド・ミュージックにジャズをまぶしたようなこともやっています。しかし、録音と演奏が確かなので、いい加減な印象は受けません。スパニッシュ調のアクースティック・ギターの録音も見事で、バンドの別の側面の魅力になっています。一方で、これだけ英国に近いヘビーロックになると競争相手も多かったようで、バンドは成功できず、この作でキャリアを終えています。