廃盤、SHM-CD、定価1300+税。
オザンナが気に入ったら、次はこれ! 疾走する変拍子、祝祭的なフルート、ジャジーに炸裂するサックス!これぞイタリアン・ロックですね。
SAGITTARIを母体に結成され、ビート・ロック、フォーク・ロック系のサウンドからプログレッシブなアプローチへと変遷していったイタリアのプログレッシブ・ロックバンドの74年3rd。彼らの代表作となった本作は、前作からの流れをより発展させた作風であり、管楽器がソロ取りながらジャジーなアプローチで迫るプログレッシブ・ロックサウンドと、オーケストラも導入したドラマ性に富んだ楽曲展開が特徴でしょう。イタリアン・フォークの叙情美との対比も見事なコントラストを描き、より洗練されたサウンドを聴かせるようになっています。力強さと繊細さが同居する名盤です。
イタリアン・ヘヴィ・シンフォニック・ロックを代表する衝撃作、73年リリース
オザンナの中心メンバーDanilo RusticiとElio DAnnaがオザンナ分裂期に結成したグループ、74年作
イタリアン・シンフォ、74年作、PFMに通ずるリリシズムとダイナミズムを備えた名作
舩曳将仁の「世界のジャケ写から」 第四十三回 DELIRIUM『LO SCEMO E IL VILLAGGIO』(イタリア)
コラム「そしてロックで泣け!」が好評だった音楽ライター舩曳将仁氏による、新連載コラム「世界のジャケ写から」。世界のプログレ作品より魅力的なジャケットを取り上げ、アーティストと作品、楽曲の魅力に迫ってまいります。
「ザ・ベスト・オブ・イタリアン・ロック VOL.5,6」セミラミス、ラッコマンダータ・リチェヴータ・リトルノ、デリリウム来日公演@クラブチッタ川崎ライヴレポート(8/12・13)
8月12日と13日にクラブチッタ川崎で行われた、「ザ・ベスト・オブ・イタリアン・ロック VOL.5,6」を観てきました!今回出演したのは、セミラミス、ラッコマンダータ・リチェヴータ・リトルノ、デリリウムの3バンド!
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