COLUMN THE REFLECTION 第68回 〜 今年も過ぎ行き冬の到来、そして新たな年に向かう今 「マイ・プレイ・リスト〜冬の歌〜」セレクション 〜 文・後藤秀樹
音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「Column The Reflection」!今回は、氏が好きな「冬の歌」14選をお届けいたします。どうぞお楽しみくさだい☆
歌詞にお酒が出てくるスティーリー・ダンの曲TOP10-米音楽サイトULTIMATE CLASSIC ROCK発表
聴いていると飲みたくなる?!歌詞にお酒が出てくるスティーリー・ダンの曲TOP10をピックアップ
米音楽サイトULTIMATE CLASSIC ROCKが発表した【STEELY DANのTOP10ソング】
米音楽サイトULTIMATE CLASSIC ROCKが発表した【STEELY DANのTOP10ソング】をピックアップ!
MEET THE SONGS 106回 STEELY DANの『KATY LIED(うそつきケイティ)』
今日の「MEET THE SONGS」は、米ロック界一の完璧主義ユニット、スティーリー・ダンによる75年リリースの4th『KATY LIED(うそつきケイティ)』をピックアップ!
帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯無、ケースツメ跡あり、カビあり
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
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意地でも熱くならない。全力で力を抜く。(5 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
ウォルター・ベッカーとドナルド・フェイゲンは、当初バンドを結成する気などさらさらなく、自分たちのつくった曲を他のミュージシャンに提供して食っていけないかと考えていた、という話を聞いたことがあります。結局彼らの曲とコンセプトを買ってくれる人がいなくて、仕方なく自分たちでやり始めた、という。人を食った曲を書く彼ららしい話です。が、眉唾かも知れません。でもフェイゲンの声って、どう考えても「売れる」声ではないでしょう。「エイジャ」の大ヒットでAORのメインストリームみたいになってしまいましたけれど、もともとは既成の音楽を裏返したような変態性が彼らの取り柄です。
このコーラスなしのヘンな声、ジャズっぽい短いソロ、残響デッドなドラムズ、という音づくりに魅了されたミュージシャンは少なくありません。10CCは、真面目にダンの音づくりを尊敬していたようです。カフェ・ジャックスやクァンタム・ジャンプは、もろにダンの影響下にありますし、英国のシーンに与えた影響のほうが大きい気もします。加えてこの時のメンバーには、ジェフ「スカンク」バクスターがいます。
6 Reelin' In The Years のジミ・ヘンドリックスみたいなギターなんてとても良いです。バクスターはナザレスのプロデュースもやったことがある通りで、こうしたスタイルが好きなんでしょう。せっかくドゥービーに転職したのに、歪んだギターを弾かせてもらえず、歯ぎしりしたんじゃないでしょうか。話がそれました。実はダンのユーザーでもコアな人ほど支持する傾向にあるのがこのファースト。やはり彼らの本質がここにあるのでしょう。