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MEET THE SONGS 106回 STEELY DANの『KATY LIED(うそつきケイティ)』

今日の「MEET THE SONGS」は、米ロック界屈指の知性派ユニット、スティーリー・ダンによる75年リリースの4th『KATY LIED(うそつきケイティ)』をピックアップ!

イーグルス、ドゥービー・ブラザーズ、リトル・フィートらとともに、70年代のウエスト・コースト・シーンを代表するグループとして知られるスティーリー・ダン。

ドナルド・フェイゲン(key/vo)とウォルター・ベッカー(b)を中心とする6人組バンドとしてデビューした彼らですが、次第に2人の構想するサウンドを忠実に再現するべく外部の腕利きミュージシャンが多用されるようになり、フェイゲン&ベッカー2人によるプロジェクト的な形態を成すようになります。

それが究極の形として結実したのが、77年作『AJA』や80年作『GAUCHO』。R&Bのノリを基調とし、そこにジャズ/フュージョンを始め様々な音楽のエッセンスを大胆に取り入れた知的で芳醇なロック・ミュージックは、玄人音楽ファンをも唸らせる鋭敏なセンスと豊かな音楽的バックグラウンドに根ざす懐の深さを感じさせるもの。常に妥協を許さず、百戦錬磨のスタジオ・ミュージシャンによる入魂のプレイでさえも平然とボツにするなど、その完璧主義者ぶりはよく知られているところですよね。

そんなスティーリー・ダンですが、彼らがバンド形態を脱却し本格的に外部ミュージシャンを起用するようになった最初の作品が、今回ご紹介する75年作『KATY LIED(うそつきケイティ)』です。後の傑作群と比べると、隙のないアンサンブルから伝わるタイトさや緊張感というものはさほど感じられず、全編伸びやかでリラックスした作風の好作品となっており、この時期の彼らをフェイバリットとする人も少なくないと言われます。

参加ミュージシャンは、リック・デリンジャー、ラリー・カールトン、エリオット・ランドール、ディーン・パークス、ヴィクター・フェルドマン、チャック・レイニー、ハル・ブレイン、マイケル・マクドナルドなどなど、その顔ぶれは「豪華」と言う以外ない錚々たるもの。その中でも今回注目したいのが、後にTOTOのメンバーとして表舞台で活躍することになる、当時若干21歳のジェフ・ポーカロのほぼ全編で聴かれるドラミングです。

ではポーカロの卓越したドラミングが楽しめるナンバーを中心にセレクトしてまいりましょう♪

2.BAD SNEAKERS

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ウエストコースト産らしい爽やかな聴き心地のナンバー。アンサンブルにぴったりと寄り添いつつも随所で小技を効かせる、ポーカロのしなやかなドラミングがセンス抜群の一曲ですね~。これしかない!という音運びを聴かせるギターソロも絶品!

4.DADDY DON’T LIVE IN THAT NEW YORK CITY NO MORE

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まさに「リズム&ブルース」と言った風情の土っぽさが香るナンバー。ひねたようなギタープレイの小気味よさが実にスティーリー・ダンらしいですが、シンプルかつタイトに刻むポーカロの無骨なドラミングも聴きもの。曲によって表情を自在に変える彼のセッションマンとしての才が若くして感じ取れる一曲ですね。

7.YOUR GOLD TEETH II

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そしてハイライトと言えるのが、ポーカロ自身そのプレイの難しさから緊張に包まれてのレコーディングだったことを述懐している、「YOUR GOLD TEETH II」。お聴きの通り、洗練されたメロディアスな曲調の裏でかなり高度なリズムワークが繰り広げられている、ドラマーとしての力量が問われるナンバーです。ここでもポーカロは、複雑かつ多彩なリズムパターンを曲進行を妨げないスムースなドラミングでこなしつつ、その合間に冴えたフィルを連発するスーパープレイを披露しています。後の活躍を予感させる名演と言えるでしょう。



いかかでしたか?
「MEET THE SONSG」は、月曜日から金曜日まで毎日、定番からニッチ盤まで僕らのロック・ミュージックを紹介しています。
また明日、お会いいたしましょう。

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  • STEELY DAN / TWO AGAINST NATURE

    20年振りのオリジナル・アルバムとなった8th、2000年発表

  • STEELY DAN / ROYAL SCAM

    ロック、ジャズ/フュージョン、R&B、ブルース等を洗練されたアレンジメントで融合する知性派ユニット、次作『エイジャ』にも比肩する充実度の76年作5th、ラリー・カールトン/ヴィクター・フェルドマン/チャック・レイニーほか

  • STEELY DAN / LIVE AT WBCN IN MEMPHIS. APRIL 30 1974

    74年4月のライブ音源収録。

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