英米混成のバンドによる名作の数々を探求してまいります!
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯中央部分に色褪せあり
帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯無、ホチキス錆あり、若干汚れあり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
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80年代は今後元禄文明みたいな扱いに変わるかも知れない(1 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
わたしはブラック・シープを聴いてルー・グラムの素晴らしさを認識し、それからフォリナーを聴き始めました。少々変わった入り口からこのバンドに入っています。70年代末から80年代にかけて、それこそ意識して聴こうとしなくてもこのバンドの曲は勝手に耳に入ってきました。その時は全然その気になりませんでした。
悪口から書きますと、キーボードのセンスが全然ダメです。これはファーストからそうなのですが、いかにもシンセサイザーを使っています、というベタな音色を選ぶのがこのキーボーディスト。ミック・ジョーンズの作曲は、ブリティッシュ・ハードを基礎にしているので、もっとハモンドらしい音を出さんかい、とフラストレーションがたまります。
それを帳消しにするのが、ミック・ジョーンズの渋い作曲とルー・グラムの歌唱力でしょう。産業ロックの筆頭的な扱いながら、実は英国王道の音を出しています。ただ8.Blinded by Science からのいかにもドラマチックな曲を書きあげました、という盛り上げ方は少々陳腐です。彼らの良さは、1.Dirty White Boy のようなロックンロール曲にあります。
コロナ・ウイルスの流行で、世界が高度消費社会に戻ることは、ひょっとするともうないのかも知れません。音楽がどう変わっていくか、ですけれど、こうした景気の良いハードロックが出てくることはないかも知れないと考えると寂しくもあります。