BWRCD1802(BLACK WIDOW)
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荘厳さに満ちた名作に仕上がっているのに、なぜこんなジャケにしちゃったのよ・・・。70年代イタリアン・ロックの名グループの復活作で、ヴォーカルは新鋭LA MASCHERA DI CERAから参加で、現役感たっぷり。
70年代はじめに3枚の名作を残したイタリアン・ロックの名バンドの復活09年作に続く2015年の復活第二弾アルバム。オリジナル・メンバーのEttore Vigo(Key)、Peppino Di Santo(Dr)、そして、Ivano Fossatiの代わりに加入し、バンドをプログレッシヴに推し進め、2ndと3rdに貢献したMartin Grice(g/sax/vo)の3人を中心に、なんと70年代スタイルの新鋭屈指のグループLA MASCHERA DI CERAのAlessandro Corvaglia(Vo/Key)らを迎えて制作されています。オープニング・ナンバーのイントロから現役感たっぷり、というか、まるでヴィンテージ指向の新鋭バンドばりの尖りっぷりに驚きます。キレのあるヘヴィなリズム隊、エッジの立ったスリリングなギター、勇壮さとともに叙情がにじむキーボード、気品たっぷりのピアノ。リリカルな楽曲でむせぶフルートも素晴らしい。ジャケは残念ですが、サウンドはイタリアン・ロックらしい荘厳さに満ちあふれた名作です。
舩曳将仁の「世界のジャケ写から」 第四十三回 DELIRIUM『LO SCEMO E IL VILLAGGIO』(イタリア)
コラム「そしてロックで泣け!」が好評だった音楽ライター舩曳将仁氏による、新連載コラム「世界のジャケ写から」。世界のプログレ作品より魅力的なジャケットを取り上げ、アーティストと作品、楽曲の魅力に迫ってまいります。
「ザ・ベスト・オブ・イタリアン・ロック VOL.5,6」セミラミス、ラッコマンダータ・リチェヴータ・リトルノ、デリリウム来日公演@クラブチッタ川崎ライヴレポート(8/12・13)
8月12日と13日にクラブチッタ川崎で行われた、「ザ・ベスト・オブ・イタリアン・ロック VOL.5,6」を観てきました!今回出演したのは、セミラミス、ラッコマンダータ・リチェヴータ・リトルノ、デリリウムの3バンド!
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯中央部分に色褪せあり
クラシカルな叙情美に満ちあふれたピアノとメロトロン。ロバート・フリップがメロディを奏でたときを彷彿とさせるギター、そして熱く歌い上げるヴォーカル!胸を打つ名曲ですね、これ!
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