LE1011(LASER'S EDGE)
ゲルマンの深い森の奥からひっそりと聴こえてくるような神秘性、そして、深く内省へと沈み込んだような、はたまた中世の古城にとらわれてしまったかのような暗鬱なメランコリー。この繊細に紡がれるロマンティシズムこそジャーマン・シンフォの醍醐味!
73年に自主制作により発表された1stアルバム。バロック音楽の流れにあるクラシカルな旋律の数々、どこか沈み込むような暗鬱な雰囲気、ゲルマンの深い森を想わせる奥ゆかしいアコースティック感覚、叙情的なオルガンやメロトロンと無機的なシンセ音とのアーティスティックなコントラストなど、これぞジャーマンの魅力に溢れたジャーマン・シンフォの名作。
ヴァイオリンやフルートをフィーチャーした「スペインのクリムゾン」とも云われるヘヴィ・プログレ・グループ、78年リリースの1st
2,400円(税込2,640円)
舩曳将仁の「世界のジャケ写から」 第三十二回 FAITHFUL BREATH『FADING BEAUTY』(ドイツ)
コラム「そしてロックで泣け!」が好評だった音楽ライター舩曳将仁氏による、新連載コラム「世界のジャケ写から」。世界のプログレ作品より魅力的なジャケットを取り上げ、アーティストと作品、楽曲の魅力に迫ってまいります。
ATOLLやASIA MINORが好き?クールな神秘性に満ちた「秘宝的」シンフォ名盤を発掘!
フレンチ・シンフォの名バンドASIA MINORを起点に、冷たく仄暗い幻想性を感じさせるシンフォの秘宝的名盤をご紹介してまいります!
ジャーマン・シンフォニック・ロック特集 - プロテスタントの敬虔主義が息づくドイツならではのシンフォニック・ロック -
プロテスタントの敬虔主義をベースにして生まれた職人的ストイシズムと人間の感情にフォーカスしたロマン主義が息づくドイツで生まれた、器楽的に繊細でいてファンタスティックなリリシズムに溢れたジャーマン・シンフォニック・ロックを特集!
【ユーロロック周遊日記】ジャーマン・シンフォの隠れ名バンドFAITHFUL BREATHの80年作2nd『Back On My Hill』
一日一枚ユーロロックの名盤をピックアップしてご紹介する「ユーロロック周遊日記」。本日は、ジャーマン・シンフォ界の隠れた名バンド、FAITHFUL BREATHの80年作2nd『Back On My Hill』をご紹介いたしましょう。
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