紙ジャケット仕様、デジタル・リマスター、定価2300。
74年4月23日に中野サンプラザで行なわれた「モップスさよならコンサート」を収めた、モップスの最終作。メロトロンの洪水に耽溺してしまいそうな「わらの言葉」の名演、ご試聴ぜひ!
67年デビュー。日本初の本格的サイケデリック・ロック・バンドを標榜したジャパニーズ・ハード・バンド。本作は、74年4月23日に中野サンプラザで行なわれた「モップスさよならコンサート」のツアーファイナル公演を収録したライヴ作。74年7月リリース。A面は、グループ結成の馴れ初め話から当時のGSシーンの回顧秘話を交えた冒頭のMC「イントロダクション」〜「モップス・ヒストリー」〜表題曲「EXIT」。そして特筆は、桐谷浩史、深町純がゲスト参加したB面一曲目「わらの言葉」。メロトロンの洪水に耽溺してしまいそうな国産ヘヴィ・プログレの名演です。その後は「I WANNA HOLD YOUR HAND」のカヴァー等で構成されたガレージ・スピリッツ炸裂のメドレー、3rdに収録の名ハード・バラード「NOBODY CARES」、そしてデビュー曲「朝まで待てない」でエンディング。ちなみにこの日、解散ツアーのファイナル公演だというのに、PAトラブルの影響で開演が遅れ、リハ抜きのぶっつけ本番で臨んだということ。今となっては当日の彼らの心情を図ることはできませんが、アンダーグラウンドな音楽性をオーバーグラウンドな舞台で掻き鳴らし続けた、彼らの7年間の結晶と呼ぶに相応しい、気迫籠った名演が聴ける傑作ライヴ・アルバムです。
ORQUESTRA MIRASOL/D'OCA A OCA I TIRA QUE ET TOCA
スパニッシュ・ジャズ・ロック、1stからフュージョン色を増し、グッと流麗&テクニカルになった快作!素晴らしい!
2,790円(税込3,069円)
アーティスト名と曲名を元に、CDデータベースから曲目を自動取得しています。ボーナス・トラックなどが反映されず、実際のCDとは曲目が異なる場合がございます。ご了承ください。
1. イントロダクション |
2. モップス・ヒストリー |
3. イグジット |
4. わらの言葉 |
5. メドレー |
6. ノー・ボディ・ケアーズ |
7. 朝まで待てない |
MOPS『PSYCHEDELIC SOUNDS IN JAPAN』 ? MEET THE SONGS 第145回
日本屈指のガレージ/サイケの名盤、MOPSの68年デビュー作『PSYCHEDELIC SOUNDS IN JAPAN』をピックアップ!
GSの商業主義から脱却し、英米のサイケ/アート・ロックに影響を受けた「カウンター・カルチャー」のロック・ミュージックを指向した気骨ある若者たちの記録
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
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