元ゴブリンのKey奏者Maurizio Guarini、同じく元ゴブリンのドラマーWalter Martino、元エトナのギタリストCarlo Pennisiが加わり、新たなツイン・キーボード編成にて録音された77年作。マリオ・バーヴァ監督によるイタリアン・ホラー映画『Shock』のサントラとして制作されたアルバム。前のめりな焦燥感のあるイタリアらしいドラム、ざらついたヘヴィネスの中に緊迫感たっぷりなエレキ・ギター、そして、時に荘厳に、時にミステリアスに鳴るムーグによるダークなアンサンブルが印象的。一方で、アコギのアルペジオが気品たっぷりに爪弾かれる曲、ピアノが流麗に鳴る静謐な曲など、サントラらしい映像喚起的な楽曲も特筆です。
二大巨匠エルメート・パスコアールとエグベルト・ジスモンチの下で活動した凄腕達が結成したブラジリアン・ジャズ・ロック・バンド、1st以前の75年に録音された未発表音源
1,690円(税込1,859円)
FREE CREEK/MUSIC FROM FREE CREEK
英米超豪華メンバー参加の68年録音スーパー・セッション盤、クラプトン、ジェフ・ベック、キース・エマーソン、ドクター・ジョン、ハービー・マンデルなど豪華ミュージシャンが参加
2,500円(税込2,750円)
スタッフ佐藤の、コレ好きなんですよ。 ? 第二十一回 リブラ『ムジカ&パローレ』
一般的にはさほど注目を集めることのない作品たちの中から、スタッフ佐藤が愛して止まない作品たちを取り上げてその魅力を語ります!
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サントラじゃなかったら・・・と思う(1 拍手)
yes_90125さん レビューをすべて見る
GOBLIN人脈のメンバーによる映画のサントラ盤で、相変わらずホラー映画かぁ・・・という感じではあるのですが、雰囲気は出ています。
ピアノが奏でるメロディに、「おぉ、結構いいんじゃない!?」と思ったりするのだけれど、サントラという制約もあってか、中途半端にフェードアウトしてしまうのが残念。。。
それは、ボーナス・トラックに関しても同様で(そもそも本編以上のボリュームのボーナス・トラックって、どっちがメインなの!?って感じもするけど)、良い演奏なのにもったいないと思ったりもする。
オリジナル・アルバムとして作成されていたならば、もっと聴き応えのある作品に仕上がっていたのではないだろうか。
サントラとしては楽しめるのかもしれないけれど、1枚を通して聴くと物足りなさが残る。