プログレ新鋭の中古CD豊富!プログレ、世界のニッチ&ディープな60s/70sロック専門ネットCDショップ!
13時まで当日発送(土・日・祝は翌日)、6,000円(税抜)以上送料無料
限界まで張り詰めた緊張感の中で展開されていた前3作から、明瞭な曲調の中で比較的リラックスしたアンサンブルを聴かせる03年4th。ゴリゴリと突き進むようなヘヴィ・アンサンブルはここぞというパートに絞られ、北欧プログレ本来の透明感も見え隠れするサウンドが新鮮です。嵐の如きアンサンブルが落ち着いたところで際立ってくるのが轟々と鳴り響くメロトロン。拡がる息を飲む音圧のメロトロンサウンドをフィーチャーしたメロディアス・プログレは、古き良き70年代プログレのエッセンスとポスト・ロックにも通じる現代の鋭敏な感覚が理想的に融合した姿と言えるかもしれません。名作。
直輸入盤、帯・解説付き仕様、定価2500+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
小さいケースツメ跡あり
メキシコ出身、99年のデビュー作。GENESIS、CAMEL、EL&Pを彷彿とさせる70sプログレ色と本格感漂うクラシック色が見事に融合して信じられないほど豊かな色彩を放つシンフォニック・ロックの傑作。端正なタッチのアコースティック・ギター、流麗なピアノ、リリカルなリコーダーなどから発せられる溢れんばかりの「気品」は、初期PFMにも匹敵します。丁寧に紡がれる精緻なアンサンブルが堪能できる小曲中心の前半、ハードさを増した「動」の部分をよりフィーチャーして、「静」と「動」の対比鮮やかなダイナミックな展開で圧倒する大曲中心の後半ともに半端でない才能を感じます。シンフォ・ファン必聴の傑作。
廃盤、2枚組、シリアル・ナンバー入り
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
1枚は無傷〜傷少なめ、1枚は傷あり
ボーナス・トラック1曲、定価2427+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
盤に曇りあり、色褪せあり、ケースツメ跡あり
女性Voを擁するポーランドのグループ。03年作2nd。女性Voが交代。新たな女性Vo2人と男性Voがそれぞれ歌っています。しっとりとファンタスティックだった1stに比べ、幾分ハードさが増し、サウンドが明瞭になったせいか、メリハリがついてダイナミックになった印象。神秘性なら1st、これぞプログレなドラマティックさなら2ndでしょう。相変わらずメロディ、アンサンブルともに高水準な名作。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ボーナス・トラック1曲、定価2800+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
ボーナス・トラック1曲、定価2800+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
若干帯中央部分に色褪せあり
ボーナス・トラック1曲、定価2800+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
盤に研磨跡あり、カビあり
ノルウェーのグループ、05年のデビュー作。変拍子の嵐と引き締まったアンサンブルとでアグレッシヴに畳みかけるパート、メロトロンの洪水やフルートによる幻想的かつ荘厳なパート、GENESISやYESを想わせるファンタスティックで優美なパート、などがめくるめく展開する、往年のプログレへのオマージュに溢れた力作シンフォニック・ロック。「静」と「動」の鮮やかな対比や先の読めない展開、ドラマティックな叙情美など、70sイタリアン・プログレをイメージさせます。テクニック、アイデアともに高水準。プログレ好きのツボをこれでもかと刺激する好作品。
直輸入盤(帯・解説付仕様)、定価3000
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
帯にケースツメ跡・折れあり
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
03年に1stアルバム『IMAGINACJE』をリリースしたポーランドのメロディック・シンフォ・グループが、15年を経て放った18年作2nd。母国語によるミステリアスかつ哀愁を感じる女性ヴォーカルとロングトーンを多用しながら止めどなく泣きのフレーズを紡ぐギターを中心に展開される流麗なサウンドは、前作同様に初期QUIDAMを思わせる息を呑むような気品高さに溢れています。厳粛に響きわたるシンセワークにも注目です。ポーランドらしい翳りを帯びたドラマチックなサウンドメイクが光る逸品!
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
軽微なスレあり
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
2014年にデビューしたアルゼンチンはブエノス・アイレス出身のジャズ/フュージョン・ロック・グループで、ギター、ベース、キーボード、ドラムの4人組。2015年作の2nd。しっとりと艷やかでほのかな気品があって優美なエレピ、フィル・ミラーとキャメルのアンディ・ラティマーを足してニで割ったような、抑制されたトーンの精緻かつマイルドなギター、陰影を感じさせる流麗なベース、ふくよかなドラム。ギルガメッシュやナショナル・ヘルスあたりが好きなら間違いなく気にいるでしょう。これはカンタベリーのファンは必聴の名作です。
フィンランド/イタリア/アメリカ出身のミュージシャン3人を中心とする人気シンフォ・グループ、2021年作。前20年作にも参加したKAYAKを率いるレジェンドTon Scherpenzeelが引き続き参加するほか、同じくKAYAKの現ヴォーカリストBart Schwertman、そしてお馴染みとなったメンバー、Rafael Pacha(g/LAST KNIGHT)、Octavio Stampalia(key/JINETES NEGROS)、Alessandro Di Benedetti(key/MAD CRAYON)らが集結。今作の題材はあのグリム童話です。前作『BEYOND THE WARDROBE』で提示した、ヴァイオリンやピアノが格調高く押し寄せる優雅なクラシカル・エッセンスを随所に効かせつつ、GENESISやENGLANDを受け継ぎファンタスティックかつクリアに突き抜けるSOP節のシンフォニック・ロックは、もう感動的な素晴らしさ。注目は2曲目、キレのあるヴァイオリンと哀愁たなびくシンセが緊張感あるプレイを応酬させるアンサンブルがまるでロシアの両雄LITTLE TRAGEDIESとLOST WORLDが共演したみたいな凄まじさで圧巻。そうかと思うとTon作曲の3曲目では、歌うように雄弁でメロディアスなギターと可憐に舞うフルートが導くENGLANDやKAYAK直系の心躍るファンタスティック・チューンが飛び出します。とにかくアグレッシヴにもリリカルにも変幻自在で、表現力の幅広さが半端ではありません。新境地だったクラシカルな前作を経て、独自のスタイルに一層磨きをかけたSOPサウンドに終始魅了される一枚!
紙ジャケット仕様、内袋付仕様
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
本格的な音楽教育を受け、交響曲も書けるほどにクラシックに精通したKey奏者&コンポーザーのGennady Ilyinを中心に、ロシア南西部のウクライナ国境に近い町クルスクで結成された新鋭プログレ・グループ。2014年リリースの恐らく9枚目。エネルギッシュかつ流麗に鳴らされるムーグのリード、そこに時にユニゾンで超絶的に合わせ、時に単独で鳴り響くハモンド。オープニングから躍動するヴィンテージ・キーボードのスリリングな演奏に言葉を失います。タイトかつアグレッシヴなリズム隊とエッジの立ったギターのリフによるロック的ダイナミズムも印象的で、EL&Pをモダンなヘヴィネスでアップデートしたような重厚極まるキーボード・プログレを基調に、クラシック直系の華麗なキメのパートを挟みつつ、これでもかとドラマティックに展開していきます。一転して、音が瑞々しく響く格調高いピアノによる静謐なパート、管楽器が豊かに鳴るロマンティシズム溢れるパートも絶品ですし、ロシア語によるエモーショナルかつ演劇的なヴォーカルか醸すもの悲しさも特筆。「静」と「動」の鮮烈な対比。LOST WORLDと並ぶ現代ロシア・プログレ屈指のグループによる渾身の大傑作です。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
イタリア北部ブレシア出身の4人組ジャズ・ロック・グループ。『ハットフィールド meets キャメル』といった感じの叙情性溢れるジャズ・ロック・サウンドでプログレ・ファンから高く評価された2011年デビュー作に続く2016年作2nd。サウンドの強度がグッと増した印象で、ソフト・マシーンやハットフィールド、アレアやエトナなど、往年の英&イタリアの名バンドにも比肩するジャズ・ロック・サウンドが印象的。シャープなリズム隊を土台に、クラヴィネットが弾み、ヘヴィに歪んだギターとムーグ・シンセが早弾きリードを炸裂させるテンションいっぱいのパートあり、ギターとキーボードのアルペジオが精緻にからみあうハットフィールド的パートあり、キーボードの変拍子のミニマルなフレーズを軸にしたハード&静謐なソフト・マシーン的パートあり、地中海が香る軽やかなパートあり、荘厳にそそり立つようなイタリア的なパートあり、流麗なピアノとフレットレス・ベースが奏でるメロディをフィーチャーしたジャズ/フュージョンなパートあり、表情豊かで安定感抜群のアンサンブルは絶品の一言。インストが中心ですが、ヴォーカル・パートもあり、アレアを彷彿させる土着的な歌声も魅力的です。ラスト曲では清涼感あるトーンのシンセをバックにロマンティックなギター・ソロが入って、イル・ヴォーロが頭に浮かびました。これはカンタベリー・ミュージックやユーロ・ジャズ・ロックが好きな方にはたまらないはず。70年代のDNAを継ぐ傑作です。
現ポーランドを代表するシンフォ・グループMILLENNIUMのキーボード奏者Ryszard Kramarskiによるソロ・プロジェクト17年作。タイトルが示すとおり『星の王子さま』をコンセプトに据えた作品となっており、そのサウンドはMILLENNIUMと同様ピンク・フロイド、特に『DARK SIDE OF THE MOON』を強く意識したメロディアスかつ劇的なシンフォニック・ロック。リック・ライトのプレイを思い出さずにはおれないセンシティヴな美しさと微かな陰鬱さが漂うシンセから、壮麗に流れゆくキーボード・ストリングスまで、音作りの要を担う自身のキーボードワークはさすがの素晴らしさ。ただ決して前には出過ぎずアンサンブルの中で有機的に音を紡いでいる姿勢がまた好印象です。一方メインでソロを取るMOONRISEのギタリストMarcin Kruczekによるギターも特筆で、ギルモアのプレイを忠実に再現したブルージーな泣きをたっぷり含んだ極上のソロを聴かせていて感動を禁じえません。女性ヴォーカルは清楚さよりは艶があってややアヴァンギャルドな表情も滲ませる実力派。フロイド憧憬のサウンドに深遠な奥深さを与えています。往年のフロイド憧憬を見せつつもそこに違和感なくエレクトロニクスを挿入してくるモダンなセンスも冴え渡ります。フロイド好きならこれはたまらないメロディアス・シンフォの好盤!
ポーランド出身のシンフォニック・ロックバンドALBIONの95年作以来、実に10年ぶりとなる05年作3rd。基本的には前作までの音楽性と大きく変わることはなく、シンフォニックに鳴り渡る壮麗なシンセと耳に心地よいナチュラルな音色のギターが紡ぐ極上のメロディが一体となった相変わらず完成度の高いシンフォニック・サウンドを聴かせてくれます。しかしただ前作と同じというわけではなく、荘厳な演奏では限界まで研ぎ澄まされた緊張が生々しいまでに伝わってくるところなど、表現力に確実な進化を感じさせます。本作より新しく迎えられた女性ヴォーカルは透明感に満ちた美声を持った本格派で、このグループの雄大な中にもどこか憂いを秘めたアンサンブルと見事に溶け合っており、楽曲のドラマ性をより高めています。闇の中で奏でられるかのような張りつめた音使いのクラシカルなピアノも素晴らしく、新たな魅力として大きな聴きどころです。独特の暗さを纏ったサウンドが儚く美しく響き渡る、東欧シンフォの醍醐味を堪能できる逸品です。
ポーランド産シンフォニック・ロックバンドALBIONの、前作『WABIACCIENIE』に続く復活第2弾となる07年作。前作で印象的だった厳粛なシンセやピアノのセンチメンタルな響きはそのままにギターが表現力を増しており、メロウに揺らぐようなフレーズから、ギルモア風のエモーショナルかつ鬼気迫るソロまでを自在に弾きこなすダイナミズムに満ちた演奏を聴かせてくれます。瑞々しさと透明感いっぱいに歌い上げる女性ヴォーカルも、もはや言うに及ばぬ素晴らしさ。自然の情景を切り取ったようなSEを各所に配し空間演出的な効果を多用しているのも本作の特徴で、アンサンブルのドラマ性をより際立たせています。過剰にならず耳に心地よい柔らかな叙情を聴かせるところに円熟味すら感じさせる充実作です。
1980年に英国はノッティンガムシャーに生まれ、1歳の頃に病気により視力を失った盲目のマルチ・ミュージシャン&コンポーザーで、現在はキャメルのキーボーディストとしても活躍するPeter Jonesによるプロジェクト。15年リリースの2ndアルバム『STORY TELLERS: PART ONE』の続編となる18年作4thがついにリリース。オルガンとアコースティックギター、彼の伸びやかな美声をメインに紡がれる比較的落ち着いた爽やかな演奏でスタートし、やや作風変わったかな?と思いきや、シームレスに突入していく2曲目から来た来た来ました...!音の粒子を繊細に散りばめたサウンドメイクの中、彼方から幻想的なギターとシンセが立ち上がってくるこの感じ。やはり並ではない才能を感じさせます。トニー・バンクスかと思うファンタジックで華やかなシンセ&オルガンとピーガブ風のユーモラスなシアトリカル・ヴォーカルが素晴らしすぎる『FOXTROT』に入っていてもおかしくない完成度の3曲目で、もうワクワクしっぱなし!そうかと思うと、アンディ・ラティマーばりの堂々たる泣きっぷりの哀愁ギターが大炸裂するナンバーも聴かせ、さすがキャメルの一員たる存在感も発揮しています。これを全て自身で作曲&演奏していることに、改めて驚きを禁じえません。さらに特筆は、TMT以前に彼が在籍した2 TO GOでデュオを組んでいた美声女性ヴォーカリストEmma Paineのゲスト参加。2曲で、2 TO GO時代を彷彿させる美しいデュエットも聴くことができ大変感動的です。ギターがこれでもかと叙情的に歌うシンフォニックで劇的なエンディングも見事だし、今回もTMTでしか味わえないファンタスティック&マジカルな音世界が堪能できる傑作に仕上がっています。初期ジェネシスやキャメルのファンには問答無用でおすすめ!
今や中南米シーンをリードする存在となったメキシコのシンフォ・グループ。彼らが99年に行なったライヴを収録!『Landing In A Serious Mind』『Sounds Of Imagination』『Third Call』『Four Aces』『Endless Signs』『Beyond Reality』、1st〜6thより選曲された14曲をプレイした、初期CASTの集大成といえる名演の数々を収めています。00年代以降の活躍を予感させる傑作盤。
LIVEEXPERIENCE(バンド名/タイトル上部中央)(CAST(MUSEA))
2枚組、バンド名/タイトルがジャケ中央上部にあるデザイン
レーベル管理上、ジャケットのスレ・盤面にキズが付いている場合がございます。ご了承ください。
LIVEEXPERIENCE(バンド名/タイトル上部左寄り)(CAST(MUSEA))
2枚組、バンド名/タイトルがジャケ左寄り上部にあるデザイン
レーベル管理上、ジャケットにスレ/盤に複数キズ/レーベル面が印刷されていない場合がございます。ご了承ください。
定価2427+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
ケースツメ跡あり、カビあり
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
軽微な折れあり
99年結成のポーランド屈指のプログレ新鋭バンド。前作6thの後、ベスト盤、シングル盤をリリースしてからの08年作7th。これまでも『ウォール』期のフロイドを彷彿させる映像喚起的なサウンドを聴かせてきましたが、本作のオープニング・トラックの曲目はなんと「EMBRYO」で、大地の脈動のように雄大なリズムをバックに、ギターがギルモアばりに伸びやかなリードを奏で、ヴォーカルが憂いたっぷりなメロディをエモーショナルに歌い上げるフロイドのDNAを正統的に受け継いだサウンドを聴かせています。かなり洗練された印象で、「ヴォーカル&メロディ」とそれを彩る「空間的なアレンジ」という彼らの2つの大きな魅力にサウンドを凝縮させた感じ。ピンク・フロイドと同じく、「プログレ」という枠を超えて、ワールド・ワイドに評価されるべきスタイリッシュでスケールの大きな「ロック」を聴かせる大傑作です。
99年結成のポーランド屈指のプログレ新鋭バンド。前作から3年ぶりとなった2011年作の8thアルバムで初の2枚組。憂いあるメロディと空間的で映像喚起的なアレンジとが完璧に融合したスタイリッシュなプログレを前作で極めた彼らが挑んだのが、アルバム2枚に渡って描く壮大なるストーリー。アダムとイブを主人公に、男女間の複雑な関係性をパズルのピースに見立てて描いたコンセプト・アルバムに仕上がっています。ジャケット・イメージからも分かる通り、彼らが敬愛するピンク・フロイド『ウォール』へのオマージュであり、挑戦でもある力作。これは傑作です。
スリップケース付仕様
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
スリップケースに若干圧痕あり
結成は70年代に遡るメキシコのシンフォ・グループ。95年作の4th。前作までに比べ、アンサンブルが洗練され、ダイナミズムも増した印象。トニー・バンクス直系の幻想的なトーンを軸にしつつ、キース・エマーソンを彷彿させる攻撃的なトーン、管弦楽器風の広がりあるトーンなど音色が多彩になったとともに、アコースティック・ピアノによるクラシカルなピアノも印象的で、表現の幅がグッと広がりました。リズム隊もまるでカール・パーマーばりに空間を埋め尽くすようなドラムをここぞで盛り込み、「静」と「動」の対比が鮮やかになってダイナミズムが増しました。オープニング・ナンバーの間奏では、低く立ち込めるようなリズムの中、ちょっぴり東洋的なフレイヴァーとともに変調したムーグが鳴り響き、ハンガリーあたりの東欧のバンドに通じる荘厳さを聴かせます。中期ジェネシス直系の美しくリリカルなメロディ・ラインは相変わらずというか、さらに磨きがかかっている印象。初期マリリオンに通じるネオ・プログレから一歩抜け出して飛躍した快作です。
イタリア出身、02年作1st。太く暖かい音色のキーボード、伸びやかでたいへんメロディアスなギター、憂いのあるキャッチーなメロディ・ラインと豊かなコーラス・ワーク。GENESISの叙情性とYESの突き抜けるテンションを併せ持ったシンフォニック・ロックの名作。キレのある演奏、心躍るリズム、抜群の構成美、心を揺さぶるメロディ。とにかく素晴らしい出来映え!プログレ・ファン必聴です!歌詞は英語。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
現在のポーランド・シンフォ・シーンの中核を担うグループによる17年作。今作よりゲストプレイヤーだったサックス奏者が正式メンバーとして参加。ピンク・フロイド憧憬のメランコリックかつ劇的なサウンドにジェネシス的な叙情溢れるキーボードプレイを加えた音楽性を持っていた彼らですが、今作ではアーバンな香り漂うサックスのプレイも大きくフィーチャーし、従来作に比べ格段に洗練されたメロディアス・プログレを聴かせてくれます。全体的に見るとキーボードが担っていたシンフォ色は後退したものの、ここぞという場面ではシンセがスケール大きくうねり、存在感を発揮。サックスに活躍に加え、ギルモアのブルース色を抑えたようなエモーション溢れるギターや映画のワンシーンを思わせる話し声のSE、一部楽曲での女性ヴォーカルの起用など、『狂気』のフロイドを現代的な音像で再構成したような印象も強く受けます。さらに特筆なのがメロディの素晴らしさ。従来に増してシンプルゆえの力強さを宿す選び抜かれた美しいメロディが、聴き手の胸を強く揺さぶってきます。そのメロディを歌い上げる少し憂いのある男性ヴォーカルも相変わらずいい声です。シンフォニック・ロックという従来の立ち位置から大きく前進し、独自のサウンドを練り上げた意欲作!
現在のポーランド・シンフォ・シーンの中核を担う人気グループ、スタジオ・アルバム15作目となる2022年作。本作より新ヴォーカルにキーボーディストRyszard KramarskiのバンドTRKPROJECTのDawid Lewandowskiが加入。80年代以降のキャメルを想起させる、どこか物悲しくもエモーションいっぱいに広がる雄大かつ重厚なインスト・パートと、従来のピンク・フロイドからの影響をモダンに昇華させたスタイリッシュでメロディアスなヴォーカル・パートがこれでもかとドラマチックに対比されるスタイルは、これぞMILLENIUM節としてさらに極まっています。タイトに刻む安定感抜群のリズム・セクションを土台に、まさにラティマーばりに泣きまくる哀愁ほとばしるギターと、シンセを軸にフロイド譲りの深遠な音空間を作り上げるキーボードによる、激情とメランコリーを揺れ動くアンサンブルはかつてない素晴らしさ。そんな演奏に渾身の歌を乗せる新ヴォーカルも特筆で、ハートフルな温かみも滲む、歴代ヴォーカルでも屈指の情緒に富んだ歌唱がMILLENIUMサウンドの説得力を引き上げます。どこを切り取ってもグッと来てしまうドラマ性に満ち満ちた、15作目にしてキャリア屈指の会心作!
Nisse Bielfeld(Dr)とMagdalena Hagberg(女性Vo、Vln)とのトリオ編成となり、01年に制作された3rdアルバム。ゲストとして、Jonas Reingold(Flower Kingsのbass)などが参加。シンプルな編成になったからか、バンドらしい躍動感が大幅にアップしました。クラシックの要素を幾分抑え、その分EL&P的要素が増したアンサンブルは、鋼のような強度で、全編に渡って全く緊張感がとぎれません。エネルギーの圧縮率は過去最高。キーボード・プログレの傑作。
ボーナス・トラック1曲、定価2476+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
MIZUKI DA FANTASIAのメンバーとして活躍した女性ピアニスト/キーボーディストによる23年のミニ・アルバム。「バルトークや教会音楽と70sロックの融合」と表現されたそのサウンドは、クラシックの高い素養を発揮し圧倒的表現力で駆け抜けるキーボードのプレイと、バックメンバーと紡ぐアンサンブルに強く感じられる70sプログレを受け継いだ緊張感や叙情性が見事に調和した素晴らしいもの。前作で主役を担ったピアノは勿論、ハープシコードやシンセ、メロトロンも全編で登場し彼女の音世界を格調高く彩ります。さらに本作で大きくフィーチャーされるのがパイプオルガンで、荘厳に迫りくるようなプレイがクラシカル・プログレとしての存在感・本格感を付与しており、元々パイプオルガン奏者として活動していた彼女ならではの持ち味と言えるでしょう。作品世界へといざなう本人による詩の朗読のほかフルートも演奏するなど、いち鍵盤奏者に留まらない多才ぶりにも注目です。本格派のクラシック/教会音楽に、KING CRIMSONのアグレッシヴさと緊張感、PFMの凛とした叙情美を足し合わせたようなスタイルは、クラシカル・プログレ好き、キーボード・プログレ好きには是非体験して欲しいです!
12年デビュー、メンバーほぼ全員がクイーンとドリーム・シアターをフェイバリットに挙げるスペインの要注目新鋭プログレ・バンド、前作から4年を経てついに届けられた4thアルバム!従来はQUEEN+DREAM THEATERを土台に豊富なアイデアが渦巻く奇想天外ロックを練り上げていた彼らですが、本作ではQUEEN+DTの土台と溢れんばかりのエネルギーはそのままに、よりストレートでドラマティックな表現で生き生きとロックするパフォーマンスが魅力的。80年代後半〜『Made In Heaven』あたりのQUEENにHR/HM的ヘヴィネスを纏わせたようなスタイルの、最高に熱くて強烈にキャッチーなサウンドに終始虜にされます。美しいピアノ独奏に続き、ソリッドに刻むギターリフと雄々しいヴォーカルが走り出す導入部から、もうDRY RIVERの世界に惹きこまれています。相変わらずとことん情熱的なスペイン語ヴォーカルと、まさにBrian MayのフレーズセンスとJohn Petrucciの畳みかける技巧を合わせたような超絶ギターが重量感たっぷりのリズムに乗って疾走する、パワフルかつ荘厳な1曲目で早くもノックアウト。そんな1曲目のテンションのままにスケール大きくパッション全開で展開してくサウンドは、従来のアルバムが気に入ったならまず間違いありません。QUEENファン、DTファン、そしてメロディアス・ハードが好きな方にも激オススメの一枚に仕上がってます。文句なしのカケレコメンド!!
2枚組、ボーナス・トラック4曲、定価3619+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
帯に軽微な圧痕あり
ポーランド出身、女性ヴォーカルを擁するシンフォニック・ロック・グループ。前作『STRAW ANDY』からメンバー変わらずに制作された14年作3rd。エッジの立ったトーンで刻まれるギター、肉感的なドラムをまばゆい光で包み込むようなシンセによるデジタル・ビート、緩急をつけて時にスピーディーに突っ走る展開など、デビュー作からロック的躍動感を増した2ndからさらにダイナミズムが増した印象。アンサンブルや展開は鋭くなっているものの、このバンドの持ち味である東欧的なメランコリーはそのままで、常に叙情がたなびいています。陰影からくっきりと情景が目に浮かびあがるサウンドは並のバンドには出せないでしょう。しっとりと伸びやかに歌い上げる女性ヴォーカルとドラマティックなメロディは相変わらず絶品。前作で覚醒したバンドがさらに堂々と、自信に満ち溢れて鳴らしたメロディアス・ロックの傑作です。
英国はヨークシャー在住のマルチ・インストゥルメンタル奏者Andrew Marshallによるプロジェクト。2013年作3rd。きらびやかなアコギやどこまでもクリアに広がっていくようなシンセの音色がひたすら美しいシンフォニック・ロックが印象的。そうかと思うと、タイトなリズムセクションに乗って艶のあるシンセとレトロな音色のオルガンがダイナミック疾走する「動」のパート、哀愁を湛えたフルートや気品高くもどこか陰鬱に響くヴァイオリンが彩る「静」のパートなど、英国らしい端正な音使いのアンサンブルが繰り広げられます。そして、ここぞというところで溢れ出すメロトロンに、わかっていても悶絶。中世英国の気品溢れる世界観を想起させる絶品シンフォニック・ロック。これは傑作です。
フランス出身、ギタリスト/ドラマーのArnaud Quevedoを中心に、フルート/サックス/ダブルベースを含む編成を持つ新鋭ジャズ・ロック・グループ、2021年デビュー作。ZEUHL系にも通じるテクニカルで緊張感あるジャズ・ロックを土台としつつ、そこに浮遊感あるドリーミーなタッチを絶妙に織り込んだサウンドがなんとも個性的。ケベックのMANEIGEに通じる技巧的ながらふんわりした手触りを持つアンサンブルから、管楽器のリードでメロディアスに疾走するカンタベリー・ロック彷彿の可憐な演奏までを、スムーズに行き来するサウンドが最高に心地いいです。加えてイタリアのFONDERIAを思わせるモダンな洗練味もたっぷりな、これは素晴らしいバンド。オススメ!
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
廃盤、直輸入盤(解説帯付仕様)、定価2350+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯無
帯無、解説に折れ(解説帯の帯部分なし)
廃盤、直輸入盤(解説帯付仕様)、定価2350+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
軽微なスレあり、帯に折れあり
廃盤、直輸入盤(解説帯付仕様)、定価2350+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
SPV48750DCD(デジパック)(INSIDE OUT)
デジパック仕様、2枚組
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
若干汚れあり
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ポーランドの新鋭シンフォ・グループ、18年作。前作までのキーボーディストらが別グループNOIBLAとして独立し、残ったギタリストJerzy Georgius Antczakを中心に前作や過去作にも参加していたベーシストとドラマー、そして復帰した初期の女性ヴォーカリストAnna Batkoという再編された4人編成となっています。以前までの広がりある幻想的でメランコリックな作風は残しつつも、プログラミングも散りばめたモダンでスタイリッシュなサウンドへと変化を遂げているのが特徴。キーボードはギタリストが兼任しているものの、やはりギターの存在感がアップしており、これでもかとドラマチックな泣きのフレーズを延々紡ぎ続けるギターが圧巻です。さらに復帰したオリジナル・ヴォーカリストがまた素晴らしい!前々作まで在籍した女性ヴォーカルのしっとりめの歌唱も良かったですが、時にシアトリカルとも言える表現力でエモーショナルに歌いこむ、コケットな魅力を秘めた歌唱に心奪われます。プログラミングによる装飾音も絡めつつ安定感抜群のプレイで2人を支えるリズム隊の仕事も特筆です。大きな再編を経たとは思えない完成度の高い音世界で聴かせる傑作!
カリフォルニアの新鋭ジャズ・ロック/プログレ・グループ、2012年作。オープニング・ナンバーの気持ちよさときたら!たゆたうようなカンタベリー・フレイヴァーな女性ヴォーカル、そのバックで軽快にリズムを刻むエレクトリック・ギター、ダンサンブルと言えるようなリズム隊。そんな気持ち良いサウンドにサックスが強烈なブローをお見舞いし、ゴングばりの変態ジャズ・ロックへと突入。カンタベリーやレコメンを軸に、ポスト・ロックの浮遊感やヌケの良さを加えたサウンドは実に痛快!小山田圭吾がギターで参加した最近のYMOに、70年代当時のハットフィールドのメンバーが飛び入り参加!と言えば、この素晴らしさが伝わるでしょうか。これは、名作!
スウェーデンのシンフォニック・ロック・バンドISILDURS BANEによる92年作。あまりに美麗なヴァイオリンとピアノが織りなす壮麗さに満ちたクラシカル・パートとテンションみなぎるギターがリードする緊張感MAXのヘヴィなパートをダイナミックに行き来する、有無を言わさぬ迫力を持ったシンフォニック・ロックを展開。そこにフルートらによる繊細なリリシズムを湛えたパートから、様々なSEをコラージュしたアヴァンギャルドなパートまでを加えて、目が回るような多彩な曲構成で駆け抜けます。極めつけは荘厳なヴォカリーズを随所にフィーチャーして宗教的な崇高さまでも演出、まさに圧巻の音世界が広がっています。80分以上に渡って繰り広げられる、これぞ真のロック・オペラ。傑作です。
2枚組、カバン形の特殊ケース仕様(茶色)、ブックレット付仕様
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ボックスに潰れあり、本来貼ってあるアーティスト名・タイトルのステッカーがありません
ウクライナ出身の鬼才コンポーザー/key奏者Antony Kalugin率いる人気シンフォ・グループ、14作目となる23年作がリリース!別働プロジェクトSUNCHILDやソロとしても並行して活動するKaluginですが、そんな中で制作された本作も、分かってはいましたが現行シンフォニック・ロック・シーンの最高峰に位置する素晴らしい出来栄え。ここ最近はCAMELとTHE FLOWER KINGSを融合させたようなスケール大きくメロディアスな作風を追求していましたが、本作ではかつてなくテクニックを駆使したスリリングなバンド・アンサンブルが随所で聴けるのが印象的で、旧来のデリケートなCAMEL的ファンタジーとの間に絶妙な緩急を生み出しています。そのスタイルはさながら「CAMEL+YES」と言うべきもの。温かい響きのアコギが彩るAnthony Phillips彷彿の序曲を経て、どこかYES「Awaken」を思わせる浮遊感と緊張感が拮抗する2-3曲目の組曲へ。天上へ誘なうかのように高らかに鳴るシンセととめどなく美旋律を紡ぐギターのコンビに感動していると、急転直下、リズム隊が疾走し始め、ギターはヘヴィさを増し、シンセは荘厳に鳴り響く、KARFAGEN史上最もスリリングなサウンドに突入!この落差にはきっと旧来のKARFAGENファンも驚かされることでしょう。合間に挟まるA.Phillips的なアコギメインの小曲も、途方もないスケールを誇る大曲との間に良い流れを作り出しています。これまでの作品ではさほど感じられなかったYES的な疾走感・飛翔感が加わり、これまで以上にメリハリの効いたシンフォニック・サウンドを完成させた一枚となっています!
デジパック仕様、2枚組、Disc2には19年作「BIRDS OF PASSAGE」の新アレンジ・インストVer.を収録、ボーナス・トラック3曲
レーベル管理上、デジパックに小さい角つぶれがある場合がございます。ご了承ください。
デジパック仕様、2枚組、定価3500+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
直輸入盤のため、ジャケットに若干ツメ跡等ある場合があります。ご了承ください。東欧を代表するハンガリーのプログレ・グループ、03年作。クラシックとヘヴィ・ロックとの融合という近作の音楽性をベースに、ワールド・ミュージックやポスト・ロックまでも飲み込んだ、相変わらずスケールの大きな作品に仕上がっています。男性ヴォーカルを新たに迎えており、退廃的な雰囲気のエモーショナルな歌声がサウンドの荘厳さを一層引き立てています。無機的なパートと感情的なパートとが織り成す、格調高くも沸々としたエネルギーを感じる逸品。
直輸入盤(帯・解説付仕様)、定価2857+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
メキシコのみならず今や有無を言わせぬ世界基準となったベテランシンフォニックバンドの04年作。本作では、CASTの個性であるファンタジック且つ重厚なシンフォニックサウンドはそのままに、アルバムコンセプトも伴ってかなり閉塞感のあるアグレッシブな内容となっています。Mylodonレーベルへの移籍によって音楽性に変化が見られ、むしろ楽曲によってはメタリックとすら言えるような硬質な雰囲気へ。いわゆる南米独特の哀愁と言うものは意図的に隠された洗練されたへヴィーシンフォニックロックと言えますが、元々彼らの持っていた攻撃性が絶妙に融合し畳み掛ける様はやはりCASTの音であり、圧巻の一言。引き出しの多さを見せ付けられます。このアルバムをさらに進化させた作品が07年の名盤「Com.Union」だということを考えると記念すべきターニングポイントな1枚と言えますが、決して過渡期的な印象を与えない高水準なへヴィーシンフォニックロックは、さすがCASTです。
94年にデビュー以降、怒涛のリリースで、メキシコが世界へと誇るシンフォニック・ロック・バンドへと上り詰めたバンド。96年作の6thアルバム。繊細かつキラキラしたトーンのアルペジオ、ハードかつ神経質なタッチで紡がれるリードともにスティーヴ・ハケット直系と言えるエレキ・ギター、90年代とは思えない幻想性溢れるトーンのキーボード。リズム隊は硬質さがあってポンプ・ロック以降のバンドからの影響も感じさせます。運動性たっぷりにドラマティックに畳み掛けるキメのパートもまたジェネシスのDNAに満ちています。そして、全編を通してフィーチャーされる優美なフルートがまた絶品。オープニング・ナンバーからジェネシス・ファンは歓喜と言える名曲で、いきなりトップ・ギアで聴き手を飲み込みます。ヴォーカル・ナンバーでは、南米らしい詩情あるメロディとハイ・トーンのエモーショナルなヴォーカルも良いし、これはドラマティック&メロディアスなプログレのファンは必聴。傑作です。
小さな荷物をポストにお届けするヤマト運輸によるサービスです。全国翌日配達(一部地域をのぞく)、投函完了をメールにてお客様にお知らせします。
クロネコ宅急便の場合(3枚以上ご注文)、配達日・時間の指定可能
領収書の発行、ヤマト営業所留めも承っております。注文時に備考欄にてお知らせください。
VISA、Master、JCB、American Expressカードでの決済が可能です。
当店では、クレジットカード決済代行会社 株式会社ゼウスのサービスを利用しております。
お品物にお支払い用紙を同封いたします。ご注文日より2週間以内に、最寄りのコンビニにてお支払いください。
商品代金、送料の他に別途手数料210円をいただいております。
お品物に郵便振替用紙を同封いたします。ご注文日より2週間以内に、最寄りの郵便局にてお支払いください。
ゆうちょ銀行口座から電信でお振り込み可能です。
郵便局の口座をお持ちでなくても、お振り込みいただけます。振込み手数料はご負担いただいております。
お品物に振込先を記入した用紙を同封いたします。ご注文日より2週間以内に、お振込ください。
埼玉りそな、PayPay銀行にお振込いただけます。振込み手数料はご負担いただいております。
3枚以上ご注文の場合、ヤマトの代金引換サービス(宅急便コレクト)をご利用いただけます。
現金の他、クレジットカード、デビッドカードでのお支払いが可能です。
商品代金、送料の他に宅急便コレクト手数料330円(税抜300円)をいただいております。
中古CDを安心してお買い求めいただけるように、日々サービス面の向上を目指しております。