プログレ新鋭の中古CD豊富!プログレ、世界のニッチ&ディープな60s/70sロック専門ネットCDショップ!
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2014年に始動した男性ギタリスト/マルチ奏者Celo Oliveiraと女性ヴォーカリストGabby Vessoniによるブラジル産シンフォ・プロジェクト、20年作。前作ではRENAISSANCEの見事なトリビュートを聴かせてくれた彼らですが、今回はお待ちかねの全編GENESISナンバーによる2枚組全14曲!「Dancing With The Moonlit Knight」に始まり、「Firth Of Fifth」「Looking For Someone」「Ripples」「Entangled」「Carpet Crawlers」「Musical Box」と、70年代の叙情的な名曲をしっかり押さえた選曲で、2人の持ち味が最大に発揮されているところはさすが。前作RENAISSANCEトリビュートを堪能されたなら、ただただ本作も間違いなし!と言っておきます。
イタリア、UNREAL CITY/QUEL CHE DISSE IL TUONOのFrancesca Zanettaと、CELLAR NOISE/QUEL CHE DISSE IL TUONOのNiccolo Gallaniという2人の実力派マルチ・プレイヤーが結成したユニット、22年デビュー作。ヴィンテージ嗜好のイタリア新鋭は多くいますが、ここまで70年代イタリアン・ロックと言われても不思議に思わないサウンドそうそうありません。叙情的にたなびくオルガン、丸みのある幻想的なトーンのギター、そしてリリカルに舞い上がるフルート。22年作ということでどうしても音がクリアなのですが、演奏や音選びへのこだわりは尋常ではありません。メタリックだったりエレクトニックだったりという現代的なアプローチは一切排して、往年のイタリアン・ロックへの愛情100%で作り上げたような素晴らしいインスト・プログレです。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
若干圧痕あり
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
若干圧痕あり
名実ともに現代ポーランド・プログレ・シーンをリードする人気シンフォ・グループによる、24年リリースのライヴ・アルバム。23年4月、KARFAGEN & SUNCHILD/RANESTRANE/SOLSTICEなど各国の実力派も名を連ねたオランダでのプログ・フェス「Progdreams X Boerder」に出演した際の音源を収録しています。最新作である22年作『TALES FROM IMAGINARY MOVIES』からのナンバーを中心に、初期・中期からのナンバーも散りばめた全12曲を披露。PINK FLOYD影響下の空間を感じさせるメランコリックな音作りを土台に、シンフォニックな荘厳さやスタイリッシュなメロディ・センスを加味したMILLENIUMならではのスタイルは、ライヴにおいてもその魅力を損なうことはありません。プログラミングを巧みに絡めて聴かせる洗練されたリズム・セクション、シンセ/オルガン/ピアノを操りアンサンブルに重厚な聴き応えをもたらすキーボード、ギルモアのブルージーなエモーションとスティーヴ・ロザリーの歌心を併せ持ったような見事なギター。四半世紀をかけて磨き抜かれたアンサンブルに、22年作から加入した新ヴォーカルが温かみと切なさを帯びた歌声を乗せます。傑作と呼ぶべき出来栄えだった22年作からのナンバーの素晴らしさは言わずもがなですが、現在の高度な演奏力で披露される初〜中期ナンバーもまた新鮮で聴き所です。さすがの貫禄溢れるパフォーマンス!
MAGMA/ZEUHLサウンド影響下のフランスのマルチ・ミュージシャン、FRANCOIS THOLLOTによるグループ。11年デビュー作。編成は、リズム隊にギター、ピアノ、アルト・サックスの5人組。変拍子を散りばめながら急激な緩急でシャープに畳みかけるドラム、クリムゾン『レッド』期ばりの轟音ベースによる硬質なリズム隊からして圧倒的なテンション!さらに、緊張感をあおるミニマルなフレーズから疾走する早弾きまで緊張感をあおるキーボード&ピアノ、塊となって聴き手に襲いかかるギターとサックスが追い打ちをかけて、ヘンリー・カウやクリムゾンばりの強度でレッドゾーンを振り切ります。いや〜、凄まじい熱量とスピード感。アコースティックな音色もうまく配して音は芳醇さもあるものの、アンサンブルは終始キレキレ。狂暴な変拍子になぎ倒されっぱなしの痛快な傑作です。
96年にローマで結成、キーボード奏者がフルートも吹き、ベースとギターが兼任する編成のキーボード・トリオ。2013年作4th。EL&P、バンコ、イル・バレット・ディ・ブロンゾなどに影響を受けたようですが、なるほど、キーボードが豪快に鳴らしながら邪悪に畳みかけるヘヴィ・シンフォ・パートと流麗なフルートをフィーチャーした叙情的なパートとがめくるめくダイナミックな展開が圧巻。それにしても、ヘヴィなパートの音圧はすさまじく、前のめりに疾走するドラム、塊となって聴き手に襲いかかるヘヴィなギターとベース、そして、狂おしく鳴り響くメロトロンやムーグによるソリッドなサウンドは圧巻。リズムが躍動しムーグがメロディアスなフレーズを柔らかに奏でるパートはジェネシス直系。往年のイタリア/イギリスのプログレへの憧憬に満ちたヴィンテージな一枚。これは名作です。
05年の結成以来、関東を中心に活動を続けている日本のプログレ・バンド。2016年作の3rdで、仏MUSEAからの世界リリース盤。聴いていて頭に浮かんだキーワードが「日本のソラリス」。全編で瑞々しく躍動するフルート、ハケットやラティマーなどへの敬意とともにフュージョン・タッチの洗練も感じさせるエレキ・ギター、そして、透明度の高いシャープな音空間を演出するピアノやキーボード。しっかりしたテーマのパートを軸にしつつ、拍子の異なる「静」と「動」の多彩なパートをめくるめく繰り出していくダイナミックな展開もまた聴きどころです。オール・インストのため、何も情報なく聴けば、日本のバンドとは思わず、ヨーロッパのバンドと思うでしょう。「鮮烈」でありながら「静謐」。これは70年代のユーロ・ロックのファンは必聴といえる名作です。
FLAMBOROUGH HEADのEddie Mulder(g/etc.)とEdo Spanninga(key/etc.)、ODDYSSICEのMenno Boomsma(dr)によるオランダのシンフォ・プロジェクト、シンフォ・ファンの間で話題を呼んだ03年デビュー作から4年を経てリリースされた07年作の2nd。CAMELをはじめとする70年代の名バンド達のサウンドを継承し、メロトロンを巧みにフィーチャー、壮大で感動的な音世界を作り上げた傑作!
直輸入盤(帯・解説付仕様)、ボーナス・トラック2曲、定価2857+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
軽微な折れあり
特殊パッケージ仕様、3枚組、各CDはペーパーケース仕様、定価4000+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯無
帯無、盤に曇りあり、ブックレットに折れあり
キーボード奏者2人を擁するイタリアの6人組プログレ・グループ。92年の2nd。緩急自在に次から次へと展開するダイナミックなアンサンブルが持ち味で、特に22分を超える1曲目「La Recita Del Silenzio」は白眉。格調高くクラシカルなパート、ファンタスティックで哀愁溢れるパート、チェンバー・ロック的なパート、ダーク&ヘヴィに畳みかけるパートなどが浮かんでは消える壮大なシンフォニック組曲。バンコなど往年のイタリアン・ロックを想わせる好グループ。名作です。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
小さいケースツメ跡あり
イタリアン・チェンバー・ロックの新鋭グループ=YUGENのキーボーディストによる初リーダー作。11年発表。YUGENと同様、高速変拍子をビシバシ展開するスリリングなアンサンブルを主体としながらも、本作は、ジャケットに刻まれた「一日千秋」という日本語の持つ美しさと儚さを見事に内包したような、抒情的な美学が随所に滲み出た作風が特徴。不穏さとシュールさを併せ持った室内楽器の響き、心を揺さぶる幻想的なキーボード、ヘヴィなロック・ダイナミズム、淡き幼少期を思い起こさせるような子供の声のSE...。柔らかさ/儚さ=「静」と、スリリングでダイナミックな展開=「動」による圧倒的なコントラストから、イタリアン・ロックの確かなDNAが感じられる傑作です。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
06年にデビューしたフィンランドのシンフォ・グループによる24年作3rdアルバム。CAMEL彷彿の叙情的なサウンドを、透明度の高さと温かみが調和した北欧バンドならではの音使いで綴る絶品シンフォニック・ロック。北欧トラッド的な神秘性を宿した旋律を奏でるフルートとメランコリックなアコギが織りなす1曲目はCAMEL『Moonmadness』的世界観ですが、フィンランド語の少し「いなたい」響きが哀愁を醸し出していてとても良い感じ。白眉は19分に及ぶ2曲目で、繊細な1曲目から一転してオルガンがアグレッシヴに噴き出す迫力あるオープニングに惹きこまれます。タイトなリズムを土台にエッジの効いたギターとシンセが疾走するインスト・パートと、美しいエレピも活躍するロマンティックなヴォーカル・パートで描き出す、イマジネーションが溢れんばかりのサウンドに19分間があっという間に過ぎていきます。ここぞで登場するメロトロンの使いどころも見事。この硬軟自在なアンサンブルと徹底してメロディアスな旋律の素晴らしさは、ドイツのANYONE'S DAUGHTERがお好きであれば絶対気に入ると思いますよ。叙情派シンフォニック・ロック好きなら、ずばり必聴レベルの逸品です!
スイスのグループ、94年作。ファンタスティックで叙情性溢れるキーボードとHR/HM的ながらたいへんメランコリックなギターが、繊細で詩情溢れる絵を描く美意識に富んだシンフォニック・ロック。感受性の豊かさを感じさせるドラマティックなヴォーカルも魅力的。なんというか「引きの美学」を感じさせるアーティスティックな名作です。
ハンガリー新鋭プログレの人気バンドYESTERDAYSのリーダーでギター/ベース/キーボードを操るマルチ奏者の奇才Bogati Bokor Akosによるソロ・プロジェクト。2013年のデビュー作。バックは、SAMURAI OF PROGに在籍するフィンランドのドラマーなど、世界中のミュージシャンが参加しているようで、インターネットを介してレコーディングを行ったようです。タイトで躍動感いっぱいドラムとリッケンバッカー・ベースのゴリゴリとアグレッシヴで疾走感あるベースが生むグルーヴ、青空へと伸びやかに飛翔するようなヌケの良いムーグ・シンセのファンタスティックなリード。繊細に紡がれるアコースティック・ギターとリリカルなピアノを散りばめた緻密さも印象的だし、メロトロンやフルートによるヴィンテージな味付けもグッとくるし、ピーター・バンクス直系のキーボードのバッキングや、歌心いっぱいの流麗なギター・ソロも良いし、最初の5分で、ジェネシスやイエスのファンならヤられること間違いなしでしょう。次々と溢れ出る70年代プログレへの憧憬に満ちたフレーズにただただ心奪われます。男女ヴォーカルが4〜5人参加していますが、どのヴォーカリストもふくよかでジェントルな歌唱でメロディの美しさ、アンサンブルのファンタジーを見事に引き出しています。手作りの空気感に包まれたアナログな音色もアンサンブルにあっていて良い感じ。ジェネシスなど70年代プログレのファンから、英ニッチ・ポップのファンまでオススメの快作!
00年結成、元ANGLAGARDのMattias OlssonとのユニットNECROMONKEYでも活動するkey奏者David Lundbergを中心とするスウェーデンのプログレ・グループ、前作から2年ぶりとなる20年作。ずばり、「踊れるMAGMAやANEKDOTEN」!?KING CRIMSONや同郷ANEKDOTENに通ずるヘヴィでスリリングな作風はそのままに、本作では過去作以上に大胆なエレクトロ・テイストを導入。地を這うような轟音ベース&切れ味抜群のドラムによる強靭かつダンサブルなリズム・セクションの上を、ミニマルでスペーシーなシンセが飛び交い、鋭角なギターが唸りを上げる…。近未来的な洗練味と肉感的な迫力を兼ね備えたアンサンブルは、フランスのHELDONにも近いものを感じました。エレクトロ・ミュージックとしても通用するようなモダンな音楽性を、前述のバンド達が創り上げてきたレッドゾーン振り切るようなヘヴィ・プログレと見事に融合させた傑作。これは非常に格好いいです…!視聴ぜひ!
デジパック仕様
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
軽微な圧痕あり
天才コンポーザー/key奏者Krzysztof Lepiarczyk率いる、現ポーランド屈指の人気を誇る女性voシンフォ・バンド、23年作7th!前作にて初代ヴォーカルが復帰、今作ではギタリストが交代しています。前21年作『7TH DEW』で聴かせたプログレ・ハード的な疾走感あるサウンドを更に押し進めており、新ギタリストによるメタリックなギターワークも相まって、LOONYPARK史上最高の迫力で押し寄せるアンサンブルに冒頭から圧倒されます。もちろん従来の彼らが持つスタイリッシュなシンフォ要素も健在。トーンを巧みに変化しながら生き物のように躍動するシンセ、ここぞで劇的に鳴らされるピアノ、未来的な世界観を演出するプログラミングと、ハイセンスの一言に尽きるキーボードワーク、そしてしなやかさと厳かさが絶妙な塩梅の女性ヴォーカルの魅力は、ハードさを強めたサウンドにおいても変わらぬ輝きを放ちます。一聴ヘヴィなプレイが印象的に思えたギターも、アルバム中〜終盤では前任者に匹敵するメロディアスなソロを連発していてこれまた見事。さらにラスト・ナンバーは、叙情的なピアノをバックに切々と歌うヴォーカル、やがて神秘的な音響が散りばめられ幻想のベールに包まれて幕を閉じる、初期を思い出させる名曲となっており感動的です。やはり現ポーランド・シンフォ最高峰、今回も文句なしの傑作!
2014年デビュー、アルゼンチンはブエノスアイレス出身の4人組ジャズ・ロック/フュージョン・グループ、23年作5thアルバム。カンタベリー・ロック憧憬のサウンドにタンゴやボサノヴァなどの南米らしいエッセンスを溶け込ませた芳醇なジャズ・ロック/フュージョン・スタイルは、本作でも一切の揺らぎなし。ボサノヴァ・テイストで洒脱に刻むリズム・セクションに乗って、歌うようにメロディを紡ぐギター、淡く滲むエレピや柔らかいタッチのシンセを駆使してファンタジックな彩りを加えるキーボード。美しいメロディを印象的に聴かせる展開でうっとりさせたかと思うと、気づけば白熱したテクニカルなアンサンブルで疾走していたりと、変幻自在な演奏はいつもながら見事の一言です。その切り替わりがとにかく自然体で、音使いのみならずそうした演奏の「しなやかさ」もカンタベリー・ロックに通じる魅力と言えるでしょう。文句のつけどころのない南米ジャズ・ロックの傑作。カケレコメンド!
FINISTERREやHOSTSONATENの中心人物によるニュー・プロジェクト。08年作。静寂の音空間。言葉を失う美しさ。ピアノ、ヴァイオリン、フルートなどが織り成すリリカルで美しい音世界にただただ酔いしれるばかり。ジャズ/アヴァンギャルドなテイストも織り交ぜ、柔和さと緊張感の間を音がたゆたいます。インスト曲もヴォーカル曲も、テーマのメロディのファンタスティックな美しさにまた絶品。名作。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
カビあり
70sフレンチ・シンフォの代表格PULSARのキーボーディストJacques RomanとギタリストGilbert Gandilによって結成されたバンドの22年3rdアルバム。PULSARやラティマー主導による80年代後半以降のCAMELに通じる叙情的ながらもシリアスな手触りを持つサウンドに、実にフレンチ・プログレらしいアーティスティックで夢想的なタッチを加えた、イマジネーション溢れるシンフォニック・ロックに心奪われること必至。「幽玄」というワードがぴったり来る霧の奥から響くように儚げなキーボード、そしてラティマーやS.ロザリーばりにエモーショナルな音運びのエレキ&物悲しいタッチのアコギを折り重ね幻想的に聴かせるギター。そこに温かく味わいある男性ヴォーカルと美声の女性ヴォーカルが繊細に歌を乗せていきます。シンセがメランコリックにたなびくヒンヤリとしたトーンのナンバーは往年のPINK FLOYDも彷彿。CAMELファン、PINK FLOYDファン、そしてPULSAR『Halloween』がお気に入りという方には是非体験して欲しい音世界です。
1980年英ノッティンガムシャー出身、生まれて間もなく病気で視力を失ったマルチ・ミュージシャン&コンポーザーで、現在はあのキャメルの鍵盤奏者としても活躍するPeter Jonesによるソロ・プロジェクト。タイトルのとおり「春」をコンセプトにした22年作!前作は弦楽クインテットとの共演によるバラード系アルバムでしたが、今作は元来のTMTらしさが抜群に発揮された、GENESIS&CAMELを受け継ぐどこまでも瑞々しくファンタジックなメロディアス・シンフォニック・ロックを展開します。シンセが柔らかに美旋律を描き、アコースティック・ギターが煌めき、フルートやサックスが色彩を加えるGENESIS譲りの英国的気品たっぷりのサウンドを土台に、エレキギターのプレイに象徴されるCAMELのメロウな叙情表現を合わせたような珠玉の音世界は、相変わらず感動的なまでにファンタスティック。そして何と言っても、MOON SAFARIばりに清涼感いっぱいでフックに富んだメロディを歌い上げる、Peter Gabrielを彷彿させつつどこまでもクリアな美声ヴォーカルがいつもながら絶品です。1曲目「Spring Fever」はそんなTMTの音楽性を凝縮したナンバーで、緑が豊かに芽吹いていくようなテーマ通りのイメージを喚起させる名曲。『Trick Of The Tail』に入ってそうな「Mad March Hare」やビリー・ジョエルばりのピアノ弾き語り「The Goddess And The Green Man」なんかも素晴らしい。そして15分に及ぶ最終曲ではバンドメイトである御大Andy Latimerが参加、天上に響くような極上ソロを提供していて聴きものです。改めて、GENESIS&CAMELファンにとっては奇跡のような逸材であることを見せつける傑作!
2枚組
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
若干折れあり
現代ポーランドを代表するシンフォ・グループMILLENIUMのリーダー/キーボーディストRyszard KramarskiがMILLENIUM以前の90年代末に活動したソロ・ユニット、24年ぶりとなる22年復活作!かつて残された98年作『ETERMEDIA』は彼がほぼ単独で作り上げた作品でしたが、本作ではLOONYPARKのGrzegorz Fieber(dr)、MILLENIUMのKrzysztof Wyrwa(b)、リーダーバンドtRKprojectのMarcin Kruczek(g)ら盟友たちを従え、本人はキーボードとヴォーカルを担当。MILLENIUMに通じる『The Wall』期PINK FLOYD的なリアリスティックで空間的な音作りと、80年代後半以降のCAMELを思わせる幻想的かつ翳のあるメランコリックなタッチを調和させた印象のメロディアス・ロックを鳴らします。エッジの立ったシャープでタイトなリズム・セクションと、霧が立ち込めるように淡く空間を埋めるオルガンとシンセが対比され、「ギルモア+ラティマー」なありったけのエモーションを乗せたギターが雄弁にフレーズを紡ぐアンサンブルは、どちらかと言うとシリアスなタッチながら全編とめどない哀愁を感じさせる見事なもの。そして印象的なのがKramarskiによるヴォーカルで、切々と哀愁たっぷりに歌うハイトーンには思わずグッと来てしまいます。MILLENIUMやtRKprojectを気に入られている方なら、これはマストリッスンな逸品!
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
軽微なスレあり
イギリスのインスト・シンフォ・グループ、08年作の2nd。メロトロンの洪水をバックにリリカルなエレキ&アコギやシンセやフルートが優美に舞うファンタスティックな英シンフォ。アルバムのどこを切り取ってもメロディが止めどなく溢れてきます。圧倒的な叙情性!ヘヴィさは無く、1音1音丁寧に編み上げられた手工芸品のような逸品。CAMELやGENESISタイプのシンフォニック・ロックのファンは必聴です!
2004年に結成され、06年と08年に自主制作EPをサイト上にフリーで公開するや、23万ダウンロードされるなど世界各国のプログレファンから注目を集めたノルウェーの期待の新鋭プログレ・バンド。待望の09年デビュー作。柔らかくたなびくようなキーボード、繊細なタッチで夢想的にゆったりと奏でられるリード・ギター、幻想美いっぱいのハート・ウォームな歌声と流麗なメロディ。優美な音響感覚とメロディ・センスとが描くメランコリックな歌世界が心地よい逸品です。ピンク・フロイドのメロディアスな曲、ギルモアのギターが好きな方も一聴是非。まるでキャメルが描く幻想世界にギルモアのギターがとめどなく鳴り響くようで、本当に気持ちよすぎるサウンドです。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
70年代の英プログレへの憧憬に満ちた07年のデビュー作『Loneliness』が高く評価され、カンサスのオープニング・アクトにも起用されたスイスの実力派新鋭グループによる14年作2nd。溢れ出るメロトロンをバックに柔らかなメロディを奏でるムーグ・シンセ、そして、北欧に通じる透明感や哀感に満ちた中性的なハイ・トーンのヴォーカルと幻想的なメロディ。ジェネシスやキャメル由来のファンタスティックなアンサンブルを軸に、ここぞでは、ギターがエッジの立ったリズムで畳み掛け、リズム隊も力強く疾走し、キング・クリムゾン『レッド』や初期アネクドテンを彷彿させるような狂おしいハード・シンフォを聴かせます。パルサーやカルプ・ディアンなどフレンチ・シンフォに通じる浮遊感やクールな叙情美もまた印象的。デビュー作に続いて、往年のプログレ/シンフォニック・ロックのファンは必聴と言える名作です!
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
若干カビあり
エンハンスドCD仕様、定価2940
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯無
帯無、若干ケースツメ跡あり
エンハンスドCD仕様、定価2940
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
盤に小さい丸い跡あり、ケースツメ跡あり、若干黄ばみ、帯に折れあり
エンハンスドCD仕様、定価2940
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
軽微な黄ばみあり
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
2枚組、定価3000+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
1枚は無傷〜傷少なめ、1枚は傷あり
デジパック仕様、2枚組
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
フランス出身、フェンダー・ローズ/ピアノ奏者、オルガン奏者のダブルキーボード編成の5人組新鋭ジャズ・ロック・バンド。07年作から6年ぶりの2013年作2nd。アグレッシヴに動きまくる跳躍力あるファズ・ベース、カンタベリー・フィーリングたっぷりな淡いトーンのファズ・オルガンが印象的。ヴォーカルも優美でメランコリック。ハットフィールド&ザ・ノースの1stにマグマの暗黒さをいいあんばいに注入した感じと言いましょうか、カンタベリーのメロウネスとマグマの緊張感が絶妙にバランスしたサウンドがかなり完成度高いです。繊細なタッチと流麗さを持った好グループです。ズール系ファンにもカンタベリーファンにもオススメ!
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
カビあり
80年英国はノッティンガムシャーに生まれ、1歳の頃に病気により視力を失った盲目のマルチ・ミュージシャン&コンポーザーで、現在はあのキャメルの鍵盤奏者としても活躍するPeter Jonesによるソロ・プロジェクト。充実の20年EP『Stiil Alive』も記憶に新しい中でリリースされた2020年フル・アルバム!全楽器を自身で操りGENESISやCAMELを受け継ぐファンタジー度120%のシンフォ・サウンドを紡いできた彼ですが、今作ではグランドピアノとヴォーカルに専念、ピアノ弾き語りスタイルを最大限に生かす弦楽クインテットと共にレコーディングされています。クリアかつ重厚に響くグランドピアノとPeteの伸びやかでよく通る美声ヴォーカルを、ヴァイオリン/ヴィオラ/チェロが芳醇な音色を重ね合う溜息が出るように美しい重奏が包み込むスタイルは、しっとりとした聴き心地ながらどこまでもドラマチック。物悲しさと温もりが入り混じる美麗なメロディがとにかく際限なく溢れ出してきて、ずっと落涙寸前です。驚かされるのは、本格的なクラシックの素養に溢れた弦楽と完璧に調和するPeteのピアノ演奏。歌の伴奏にとどまらない息をのむように繊細な表現力に、改めてプレイヤーとしての素晴らしい才能を感じさせます。従来からは異色と言えるサウンドですが、Pete Jonesの歌声とメロディセンスを純粋に味わえる一枚です。名作。
ペーパーケース仕様、CD+DVDの2枚組、DVDはNTSC方式・リージョンフリー、DVDにはスタジオ・ライヴ映像/プロモ映像/インタビューを収録
レーベル管理上、ペーパーケースに小さい角つぶれがある場合がございます。ご了承ください。
テキサス出身、現在はLAを拠点に活動する、女性ヴァイオリン奏者/Vo、サックス奏者を含む5人組。前12年作に続く16年作3rd。基本的なサウンドは前作を引き継ぐ、MAGMA及びその周辺人脈による所謂ZEUHL系バンドからの影響を受けたジャズ・ロック。猛烈な手数で荒れ狂うドラミングとベースによるバカテク変拍子リズムセクションの上を、鈍い光沢を放つ重厚な切れ味のサックスと不穏さを煽るような緊張感たっぷりのヴァイオリンがスリリングなフレーズの応酬を繰り広げるアンサンブル。執拗に反復フレーズを繰り返しジリジリと聴き手を追い詰めていくような展開。そして何語か不明な妖しすぎるチャントや強烈なシャウトを交えた狂乱のヴォーカル・パフォーマンス。まさにMAGMA直系と呼んで差し支えない要素が揃った凄まじいサウンドです。MAGMA好きであれば「これを待ってた!」と声をだすこと間違い無しの逸品!
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
現オランダを代表するシンフォニック・ロック・グループ、スタジオ作としては9年ぶりとなった22年作!前13年作ではバンドを離れていたギタリストEddie Mulderが復帰しており、ハケット+ラティマーと言えてしまう気品たっぷりの美旋律ギターを全編で披露しているのが何より嬉しいところ!そんなギターに輝かしい音色で絡むオルガンやシンセ、そして少し影のある落ち着いた声質で歌う女性ヴォーカルが加わり、まさにGENESIS+CAMELと形容すべきファンタジーを並々と湛えた極上シンフォが堪能できます。さらにEddieのソロワークで追求してきたリリカルなアコースティック・サウンドがバンドにフィードバックされているのも聴き所で、淀みない清流のように美しいアコースティック・ギターのプレイやハートフルなフルートも奏でる多才ぶりで「オランダのアンディ・ラティマー」の名を欲しいままにしています。9年というブランクがあったとは思えない、何事もなかったようにFLAMBOROUGH HEADらしさ100%のサウンドを繰り広げる素晴らしい一枚!
デジパック仕様
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
軽微なスレあり、若干折れあり
人気グループSAMURAI OF PROGの中核メンバーとして活動するフィンランド出身ドラマー、2ndソロとなる21年作。09年からの21年にかけ録音された楽曲で構成された作品で、相棒と言えるSOPのMarco BernardやKAYAKのレジェンドTon Scherpenzeelほか、SOP作品でもお馴染みのゲスト・ミュージシャン達がサポートしています。前作とスタイルを同じくする、CAMEL影響下の気品高いファンタジックなシンフォとジャズ/フュージョン・タッチの緻密でテクニカルなインストを組み合わせた、硬軟自在のしなやかな音世界で魅了します。武骨でタイトなリズム・セクションに乗って、シンセとギターがジャジーでスリリングなフレーズを応酬させるクールなインスト・ジャズ・ロックに痺れていると、次のシーンではアコギの寂しげな爪弾きをバックにフルートが切なく歌う「Snow Goose」さながらのセンチメンタルさで胸に迫ってきます。何というイマジネーション。安定感と躍動感を併せ持つ職人肌のドラミングの素晴らしさもさることながら、ドラマーでありながらCAMEL的幻想美を宿す過半数の楽曲を自身で手掛けるソングライターとしての才覚も見事です。前作が気に入った方は勿論、CAMELファンにも聴いて欲しい愛すべき名品!
紙ジャケット仕様
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
軽微な圧痕あり
デジパック仕様、直輸入盤(帯付仕様)、定価2300+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
帯裏にシールが貼ってあります
2枚組
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
2枚組
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
直輸入盤(帯・解説付仕様)、デジパック仕様、ボーナス・トラック1曲、定価2857+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
若干スレ・若干汚れあり
00年代以降のイギリスを代表するシンフォ・バンドMAGENTAのブレイン、Robert Reedによる16年作ソロ。14年作のEPに続き、トム・ニューマンのプロデュースで、ドラムには名手サイモン・フィリップス、ヴォーカルにはKOMPENDIUMでもおなじみの女性Angharad Brinnが参加。初期マイク・オールドフィールドを彷彿させるシンフォニック&トラディショナルなサウンドが魅力的です。まるでマイク・オールドフィールドとアンソニー・フィリップスがブレンドされたような繊細なタッチの幻想的なギター、ニューエイジ色とシンフォニック色とが絶妙にバランスしたキーボードから溢れ出る英国ならではの気品。マイク・オールドフィールドも好きで、ジェネシスも好きなら、このサウンドはきっとたまらないはず。ハンドメイドなタッチのサウンド・プロダクションも良い感じです。
TMRCD0616(TIGERMOTH PRODUCTIONS)
ペーパーケース仕様、CD2枚+DVD1枚の3枚組、CD2にはシングル音源や別バージョンや別ミックス音源を収録、DVDにはタイトルトラックの5.1サラウンド音源とプロモ映像を収録しています、DVDはNTSC方式・リージョンフリー
イタリア出身のヴォーカリストとピアニストによるデュオで、同国の代表的カンタゥトーレの一人Angelo Branduardiの楽曲を独自の解釈で演奏した24年作。クラシックの高い素養を感じさせる美しいピアノの調べに乗って、慈愛をこめて歌い上げる胸に迫るヴォーカル。オリジナル・バージョンをリスペクトしながらも、シンプルかつドラマティックなアレンジで実直に聴かせるパフォーマンスが素晴らしく、Branduardiカバーという枠を超えた感動的な歌曲集となっています。これは珠玉の一枚!
名実ともに現代ポーランド・プログレ・シーンをリードする人気シンフォ・グループによる、24年リリースのライヴ映像作品。23年4月、KARFAGEN & SUNCHILD/RANESTRANE/SOLSTICEなど各国の実力派も名を連ねたオランダでのプログ・フェス「Progdreams X Boerder」に出演した際の映像を収録しています。最新作である22年作『TALES FROM IMAGINARY MOVIES』からのナンバーを中心に、初期・中期からのナンバーも散りばめた全12曲を披露。PINK FLOYD影響下の空間を感じさせるメランコリックな音作りを土台に、シンフォニックな荘厳さやスタイリッシュなメロディ・センスを加味したMILLENIUMならではのスタイルは、ライヴにおいてもその魅力を損なうことはありません。プログラミングを巧みに絡めて聴かせる洗練されたリズム・セクション、シンセ/オルガン/ピアノを操りアンサンブルに重厚な聴き応えをもたらすキーボード、ギルモアのブルージーなエモーションとスティーヴ・ロザリーの歌心を併せ持ったような見事なギター。四半世紀をかけて磨き抜かれたアンサンブルに、22年作から加入した新ヴォーカルが温かみと切なさを帯びた歌声を乗せます。傑作と呼ぶべき出来栄えだった22年作からのナンバーの素晴らしさは言わずもがなですが、現在の高度な演奏力で披露される初〜中期ナンバーもまた新鮮で聴き所です。さすがの貫禄溢れるパフォーマンス!
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