プログレ新鋭の中古CD豊富!プログレ、世界のニッチ&ディープな60s/70sロック専門ネットCDショップ!
13時まで当日発送(土・日・祝は翌日)、6,000円(税抜)以上送料無料
FLOWER KINGSのKey奏者Tomas Bodin率いるプロジェクト。09年作。北欧らしいフックに富んだキャッチーなメロディ、力強く伸びやかな歌声のスケールの大きなヴォーカル、心奪われるハーモニー。とにかくメロディが秀逸!ファンタスティックなキーボード、コシのあるハードなギター、タイトでメリハリの効いたリズム隊によるメロディの良さを最大限に引き出すメロディアスなアンサンブルも聴き所。視界が一気に広がるような起伏に富んだダイナミックな展開が見事!ビートルズやクイーンに通ずるポップさ、北欧らしいファンタジー、ヴィンテージなハードさとが絶妙にバランスした快作!
直輸入盤(帯・解説付仕様)、定価2857+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
ボーナス・トラック1曲、定価2476+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
若干スレあり
デジタル・リマスター、定価2700+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
軽微なケースツメ跡あり
本格的な音楽教育を受け、交響曲も書けるほどにクラシックに精通したKey奏者&コンポーザーのGennady Ilyinを中心に、ロシア南西部のウクライナ国境に近い町クルスクで結成された新鋭プログレ・グループ。『RETURN』(05年作)『NEW FAUST』(06年作)『SIXTH SENSE』(06年作)と続々と壮大かつダイナミックな名作を生み出すなど、完全に覚醒して00年代プログレシーンの最前線へと躍り出たバンドによる07年作。中国の古詞をテーマとしたコンセプトアルバムで、2部構成でリリースされたうちの「第二部」にあたるのが本作。「第一部」はこれまでの作品にないリリカルなパートが印象的でしたが、本「第二部」では、ダイナミックなパートとともに「静」と「動」が「鮮烈」と言えるまでに対比したドラマティックなシンフォニック・ロックを聴かせています。「壮麗」という言葉がぴったりのクラシカルな旋律からキース・エマーソンばりのけたたましい旋律までスケールの大きなキーボード、速弾きを織り交ぜながらメロディを伸びやかに紡ぐギター、ロシア語の早口で畳み掛けるようなヴォーカル、シャープに疾走するリズム隊。圧倒的な演奏力と構築力で聴き手を飲み込む傑作です。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
90年代を代表するイタリアン・シンフォ・グループMOONGARDENで活躍したドラマー/マルチ奏者による12年作。イタリア然とした濃厚なヴォーカルを軸に、徹頭徹尾ドラマティックに進行する曲展開が圧巻のシンフォニック・ロック。GENESIS、CAMELを宿す優美な旋律を、ロング・トーンで泣きむせぶギターと叙情的なピアノ、壮麗なシンセなどが時に繊細に時に力強く紡いでいくさまは、涙なしでは聴けない素晴らしさ。幾重にも重なりあうシンセによって演出される大海原を思わせる音空間も、聴き手を引き込む圧倒的な雄大さを持って迫ってきます。零れ落ちんばかりのイタリアらしいドラマティシズムに包まれた名作です。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
若干圧痕あり
スウェーデン・プログの三傑が集ったスーパー・グループのデビュー作09年発表!三傑とはつまり、ANEKDOTENのギタリスト、Nicklas Berg、MAGNOLIAのベーシスト、Ronnie Eriksson、MAKAJODAMAのギタリスト、Mathias Danielssonの三人。へヴィ・ロックとプログレが北欧らしい繊細さでかつてないスケールで融合したサウンドは前人未到!
デジパック仕様、直輸入盤(帯・解説付仕様)、定価2500+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
初回限定版ボーナスディスク付仕様(傷あり)
イタリアのヘヴィ・シンフォ・バンドによる22年3rdアルバム。99年にデビューを果たし、10年後の09年に2ndアルバムをリリース、そして今度は13年を経てリリースされたのが本作です。これはもうイタリアン・ロック・ファンは必聴ですよ。導入の短い1曲目を経て、いなたく刻む前のめりなリズムにオルガン&ギターがユニゾンで合わせフルートが奔放に舞う、アグレッシヴかつどこか祝祭感も香り立つアンサンブルに乗って、憂いの滲む伊語ヴォーカルで歌うこの2曲目。JETHRO TULL+OSANNAなんてフレーズが浮かんできます。ギターがこれでもかと哀愁ほとばしるソロで躍動する後半のドラマチックさは、OSANNAの叙情的なナンバーを想起させる素晴らしさ。伸びやかな美声で歌う男性ヴォーカルは時折Demetrio Stratos影響下の喉を使ったパフォーマンスも披露していて凄いです。この2曲目だけでもかなり熱くなれますが、同じくOSANNA好きには堪らない叙情バラードの3曲目、ヘヴィなギターを圧倒する熱量で爆走するハモンドのプレイが痛快無比な続く4曲目と各曲に込められたエネルギーが尋常ではありません。過去2作品が気に入っていた方なら、きっと13年待った甲斐があった...!と思える内容です。OSANNAファンは是非に!
現イタリアの有力バンド、UNREAL CITYのギタリスト、CELLAR NOISEのキーボーディストらによって結成されたプログレ・グループによる20年デビュー・アルバム。BANCOやMUSEO ROSENBACHなど70年代イタリアン・プログレの遺伝子を受け継ぐ、オルガンとメロトロンを軸にした哀愁のクラシカル・プログレは、さすが実力派メンバーが集結しているだけあって、洗練されつつも風格に満ちていて圧巻!70年代初頭に聴かれたようなヴィンテージ・トーンで荘厳に鳴るオルガン、ここぞで洪水の如く流れ込むメロトロンらによって構築的に展開していく、重厚ながらもスリルに満ちた音世界を構築しています。一音一音に零れんばかりの哀感を湛えた泣きのギター、神秘的な調べのフルートも絶品です。また熱唱タイプではないながら聴く者を惹きつけるエモーションを湛えたイタリア語ヴォーカルも伊ロック・ファンならグッと来るはず。これは間違いなく往年のイタリアン・ロック好きのツボを心得たサウンドと言えるでしょう。傑作です。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
内袋に若干指紋あり
ブラジル出身、アニー・ハズラムを想わせる女性Voを擁するシンフォニック・ロック・グループ、01年作。RENAISSANCEに通ずる端正でクラシカルなエッセンスをベースに、現代的なシャープさやヘヴィネスを加えたスケールの大きなサウンドが持ち味。ヌケの良いクリアなサウンドプロダクションもサウンドのスケールを一層広げている印象。メロディ、テクニック、アレンジともにハイ・レベル。シンフォ・ファンは聴いて損はありません。良い作品です。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
オランダの人気シンフォ・グループFLAMBOROUGH HEADやLEAP DAYで活躍するギタリストの22年作8thソロ。CAMELのColin BassやKAYAKのTon Scherpenzeelがゲスト参加しています。バンド編成でのスケール大きなシンフォニック・ロック曲とアコギに自身のフルートも交えてリリシズムが零れ落ちるように瑞々しく聴かせるアコースティック曲をバランスよく配した、直近作と路線を同じくする作風は本作でも揺るぎない美麗さを誇ります。本作での新境地と言えるのが、合間で数曲聴けるアンビエント・タッチのサウンド。木琴によるミニマルなリズムにシンセとエレキギターがデリケートなタッチで音を乗せる神秘的なナンバーや、ストリング・シンセと中世的なアコギが気品高く調和するAnthony PhillipsのPP&Pシリーズを思わせるナンバーなど、新たなカラーを織り込んでアルバム全体を色彩豊かに構築しているのが魅力。相変わらずのファンタジックで優しい音世界にひたすら魅了される名品です。
デジパック仕様
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
デジパック仕様
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
メキシコ出身、PRESENT/KING CRIMSON/高円寺百景/MAGMA/Frank Zappaからの影響を語るアヴァン・プログレ系コンポーザー/ミュージシャン、22年リリースの1st。吉田達也、元X-LEGGED SALLYの Pierre Vervloesem、UNIT WAILのVincent Sicot-Vantalon、KNIFEWORLDのEmmett Elvinなど総勢20人近くのミュージシャンが参加、彼自身は作曲とソフトウェアでの演奏を担当しています。影響元と豪華な参加メンバーから想像できる通りと言える、変拍子満載ながらも凄まじい緻密さと切れ味でスリリングに畳みかける超絶アヴァン・プログレを展開。息つく暇もなく各人が音を刻みまくるアンサンブルは、軽く眩暈を起こしそうなほどに濃密です。これは特にMAGMAと高円寺百景がお好きなら必聴レベルの作品!
帯付きの紙ジャケット仕様、内袋付仕様
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
2014年に唯一作を残したバンドSYNAESTHESIAの中心人物だった英マルチ・プレイヤー/ヴォーカリスト、Shelby Logan Warne(元Adam Warne)によるソロ・プロジェクトの24年作。打ち込みを多用したダンサブルなリズムと、エッジの立ったアグレッシヴなギターや分厚いシンセサイザーが作り出す、ポップさとプログレ的な緊張感が拮抗するようなサウンドは、とにかく才気が迸っていて凄いです。目まぐるしく展開する中で、『90125』YESだったり、Peter Gabrielだったり、SCRITTI POLITTIだったり、DEPECHE MODEだったりと、いろんなグループの音が頭をよぎります。これは極めて個性的で誰も真似できないだろう孤高のスタイルと言っていいかも。快作です。
デジパック仕様
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
DVD、解説帯付仕様、NTSC方式、定価3500+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
DVD、NTSC方式、リージョン記載なし、ブックレット元からあったか不明
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ケースにスレあり
DVD、NTSC方式、リージョン記載なし、ブックレット元からあったか不明
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ポーランドを代表するシンフォ・グループ。07年作。繊細かつ優美なメロディ、しっとりと伸びやかな男性ヴォーカル、幻想性溢れる柔らかなキーボード&フルート、リリカルに歌い上げるギター。1音1音を丁寧に紡いだ民芸品のようなアンサンブルは絶品の一言。前作の延長線上のモダンなヘヴィネスもありますが、ヘヴィなパートでも、全体が流麗なメロウネスに包み込まれているのが本作の聴き所。これは素晴らしいです。傑作。
スリップケース付き仕様(画像はスリップケースです)、通常プラケース仕様
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
スリップケースに若干黄ばみあり
新鋭英シンフォ・バンド、13年デビュー作。注目は何と言ってもPHIL COLLINSの息子SIMON COLLINSがドラム/ヴォーカルを担当している点。全編で披露される、SIMONによる厚みのあるパワフルなドラミングと、父親の声質に近い温かみのあるヴォーカルがやはり素晴らしい!そこにトニー・バンクスを宿す天を駆けるようにドラマティックに高鳴るキーボード、囁くように繊細なプレイからハードエッジに突き進むプレイまでを織り込む自在さがハケットを連想させるギターが加わり、70年代後期のGENESISを重厚感たっぷりに蘇らせたようなメロディアスで情感豊かなシンフォニック・ロックを演奏します。中でも、ラストの20分に及ぶ大曲は、「SUPPER'S READY」を思い出させる壮大に広がる演奏と隙のない構築性が見事な名曲。ここでも父親譲りのユニークかつテクニカルなドラムパターンを次々と繰り出していくSIMONのドラムが圧巻です。GENESISを受け継ぐファンタスティックさ、気品高さに、バンド独自の重厚感が加わった美しくも力強いメロディラインも聴き所。これは現代のGENESIS系シンフォ・バンドとして、イタリアのWATCHやSUBMARINE SILENCE、メキシコのCASTらにも並ぶ実力派バンド。文句なしの傑作です。
ペーパーケース仕様
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
圧痕・スレあり、若干指紋汚れあり
スリップケース付き仕様(画像はジャケットです)、ボーナス・トラック2曲
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
スリップケース無し
英シンフォ・グループPARALLEL OR 90 DEGREESを率いるANDY TILLISONによるプロジェクト・グループ、08年作。ANDY TILLISON書き下ろしのSFストーリーを元にしたコンセプト・アルバム。ドラマティックで叙情性溢れるシンフォニック・ロックの逸品。
2枚組
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ミラノ出身、88年に1stアルバムをリリースしたイタリアン・プログレ・グループによる2024年作。冒頭の17分におよぶ大作から絶品で、叙情的かつ洗練されたピアノがリードするジャズとクラシックを絶妙に配分したリリシズム溢れるアンサンブルと、どこか幻想的な聴き心地を持つ英語ヴォーカルが織りなすドラマティックなサウンドに魅了されます。中盤ではギターとオルガン/シンセ/ピアノがテクニカルにやり合うスリリングなインスト・パートが挿入されこちらも見事です。よりポップでファンタジックになる2曲目からも、キーボード主体にめくるめく展開する演奏と、どことなくフィル・コリンズを感じるヴォーカルの組み合わせが実に良い感じ。このサウンド、GENESIS的であると共に「BAROCK PROJECT+初期SPOCK'S BEARD」なんてフレーズも浮かびます。硬軟自在でありながらも、一貫して奥ゆかしく気品のある音作りが魅惑的に響く素晴らしき一枚です!
デジパック仕様、CD+DVDの2枚組、定価3675
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
デジパックにシール貼り付けあり
70年代に結成され、94年にデビューしたメキシコのシンフォ・グループ。傑作『LEGACY』の後にリリースされたライヴ盤。
00年結成、近年は元ANGLAGARDのMattias OlssonとのユニットNECROMONKEYでも活動するkey奏者David Lundbergを中心とするスウェーデンのプログレ・グループ、18年作。前作までのKING CRIMSONや同郷TRETTIOARIGA KRIGETより影響を受けたギター主体の轟音ヘヴィ・プログレを随所で炸裂させつつも、硬質な響きのエレクトロニクスを多用した作風へと舵を切っているのが本作の特徴。シーケンサーによる無機的な反復フレーズにシンセやメロトロンがシンフォニックに覆いかぶさっていくサウンドが衝撃的ですが、はっとするような美しい展開が不意に訪れたりと、暗鬱な中にも一筋の光が指すような崇高なドラマ性があり、静かに感動を呼び起こします。合間には従来通りの重厚なギタープレイで襲い掛かるへヴィ・プログレから、屈折しまくりの前衛キーボード・オーケストレーション曲、クラシック・ギター小曲などが挟まっていて、エレクトロニックなサウンドと強烈な対比をなしています。全体としては、北欧の雄ISILDUR'S BANEをよりへヴィに生々しくしたような印象もあり。一体どういう思考回路でこんな音楽が生まれるのか聞いてみたくなる、アーティスティックで大胆不敵な傑作です。
デジパック仕様
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ウクライナ出身、英国を拠点に活動するコンポーザー/key奏者Antony Kalugin率いる人気シンフォ・グループ。「Messages From Afar」シリーズの第1弾『First Contact』(2017)と、第2弾『Second Nature』(2024)に関連した、未発表ナンバー/未発表バージョンを収録した24年リリース作。アルバム収録曲や収録バージョンと比べても一切見劣りしないハイクオリティな楽曲のオンパレードとなっており、音源集というポジションに留まらず独立したアルバムとして楽しめる質・量ともに大充実の内容です!
オランダのシンフォニック・ロック・グループ。07年作。70年代的なファンタスティックなタッチと現代的なメタリックなタッチとのバランス感覚に優れたドラマティックなサウンドが聴き所。音の立ち上がりの遅いメロトロン風のサウンドを多用するキーボードが印象的。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有、トレーにキズあり
11年10月にローマにて開催された第2回PROG EXHIBITIONからのパーフォーマンスを選り抜いたライブ作。STEVE HACKETT、MEL COLLINS、RICHARD SINCLAIRら英プログレの大御所と、GOBLIN、ARTI、BALLETTO DI BRONZOなどのイタリアン・ロック界の名バンドたちが互いの曲を共演するという夢のような内容となっており、プログレ・ファンにとってはまさに涙せずにはいられない音源が詰まっています。STEREOKIMONO、IL BACIO DELLA MEDUSAなどの00年以降の新鋭バンドが、往年の名バンドたちと比較しても何ら聴き劣りしない熱気に満ちたパフォーマンスを聴かせてくれるのも嬉しいところ。全編にわたり充実のステージであったことが音源を通して伺える好内容の一作です。
デジパック仕様、2枚組
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
98年にSSWとしてデビューした船越由佳(Key/Vo)を中心に、元SENSE OF WONDERのベース田口俊をはじめ、経験豊富なベテラン・スタジオ・ミュージシャン宮澤崇(G)、田中一光(Dr)によって09年に結成されたグループ。2018年作4thアルバム。何と言っても冒頭に配された、7つのパートからなる32分超の組曲が圧巻!ゲスト・ヴォーカルのSonja Kristina(カーヴド・エア)による物悲しい歌唱で幕を開け、ゴリゴリとアグレッシヴに弾きまくるギターと清廉で輝かしいトーンのシンセサイザーが絡み合いながら高みに上り詰めていく、あまりにスケールの大きなサウンドは息を呑むほどの素晴らしさです。組曲ではギターがリードするハードかつテクニカルに突き進むパートが多いのですが、常にキーボードが幻想的な色合いを付与しているのが印象的で、YESに通じるファンタジックで映像喚起力に満ちた世界観が全編にわたって広がります。終盤ではギターに負けじとK.エマーソンばりのスリリングで緊張感あるシンセのプレイで畳みかける展開も待っており、その目くるめく構成美には舌を巻くばかりです。John Wettonが歌う予定だったというケルティックな美しさを持つ最終曲は、伊豆田洋之(ピカデリー・サーカス)がヴォーカルを務めており、繊細なハイトーンが神秘的なサウンドにマッチしていて実に感動的。海外プログフェスへの参加や、前作が英CHERRY REDよりリリースされるなど、もとより海外での評価が高いバンドですが、ここにきて一段と凄まじい完成度に達しています。ただ一言、傑作!
09年作。変拍子を織り交ぜながらめまぐるしく展開する構成や、テクニカルかつメロディアスなキーボード&ギターなど、GENTLE GIANTや北米プログレ・シンフォを彷彿とさせます。ヌケの良い明快さを軸に、溢れ出るメロトロンやクラシカルなキーボードでドラマティックに彩り、ロック的なダイナミズムを注入したアンサンブルには勢いが溢れています。エモーショナルでキレのあるヴォーカル、北欧らしいフックのある哀愁溢れるメロディも印象的。快作
デジパック仕様
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
スレあり、側面部に色褪せあり
スウェーデン・シンフォ・シーンを代表するkey奏者Par Lindhの長年の相棒として知られるマルチ・プレイヤー、Bjorn Johanssonによる98年ソロ作。ヴォーカル以外の全てのパートをBjorn&Par Lindhの二人で担当しています。1時間を超える大ボリュームの内容ですが、中でも圧巻は20分の大曲「Discus Ursi's Rapsody」。民族調のパーカッションや木笛、煌びやかなハープやマンドリン、透明感のあるシンセ、Bjornの操る巧みなクラシック・ギター…様々な楽器の音色が紡ぎ出す、北欧トラッドと中近東テイストが混ざり合ったような美しくファンタジックなシンフォ絵巻は一聴の価値ありです。北欧版マイク・オールドフィールド『OMMADAWN』と言えそうな壮大な一枚!
直輸入盤(帯・解説付仕様)、定価3000
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
若干黄ばみ・折れあり
ブラジル出身、QUATERNA REQUIEMのヴァイオリニストKleber Vogelを中心とするシンフォ・グループによる、94年の1stから25年ぶりとなる19年2ndアルバム。CAMEL/GENESISに通じるファンタジックな叙情派プログレに、ヴァイオリンがクラシカルな格調高さや古楽的な典雅な味わいを加える、奥深い響きを持つシンフォニック・ロックが素晴らしいです。クラシカルな気品高いフレーズをスケール大きく奏でるヴァイオリン、アナログっぽい温かみと艶やかさを備えたシンセサイザー、泣きを帯びた哀愁のギターらが、ドラマチックに絡み合いながら描き出していく壮大なサウンドにひたすら圧倒されます。注目はO TERCOのギタリスト&キーボーディスト、そしてSAGRADOで知られるヴァイオリン名手Marcus Vianaの参加。特にMarcus Viana参加の2曲は必聴で、VogelとVianaのヴァイオリンが左右のチャンネルに分かれてスリリングかつ優美に絡みあうパートは思わず熱くなります。QUATERNA REQUIEMやそのドラマーがが参加するVITRAL、そしてメキシコのCASTファンにオススメ!
KZ002(デジパック)(PRODUZIDO NO POLO INDUSTRIAL DE MANAUS)
デジパック仕様
レーベル管理上、デジパックに凹みや圧痕、若干の角潰れがある場合がございます。ご了承ください。
スウェーデンのインスト・グループ、08年デビュー作に続く2010年作2nd。行き先不明にせわしなく展開するリズム、中域寄りのマイルドなトーンのヴィンテージ色豊かなギター、グルーヴィー&キャッチーなハモンド・オルガンというスタイルのサイケ/アヴァン・ロック。テクニカルな中にもユーモアと北欧トラッドの温もりが滲むサウンドは、KEBNEKAISEやSAMLAなどの遺伝子を見事に受け継いでいます。これは格好良いです。名作!
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
軽微な折れあり
現イタリアのジェネシス系シンフォ・バンドの筆頭格と言える彼らの21年作8th。勿論今作も変わらぬジェネシス愛っぷりが堪能できる作品ですが、『FOXTROT』『SELLING ENGLAND BY THE POUND』などのガブリエル期全盛の作品よりは『TRESPASS』や『WIND AND WUTHERING』あたりの格調高い幻想美を帯びたジェネシス・サウンドを志向している印象。まどろみを誘う淡いアコースティック・ギターの調べに流麗に絡むオルガンとピアノ、そしてそれらを包み込むようにゆったりと流れゆくメロトロン。あえて派手な展開を抑え、上記ジェネシス作品を思わせるしっとりとリリカルで格調高いサウンドを目指しているようで、他のジェネシス・フォロワーとは一線を画するスタイルを打ち出していると言っていいでしょう。そんな中にあってもPeter Gabrielにそっくり過ぎるヴォーカルにはやはりニンマリとしてしまいます。ジェネシス的世界観を壊さない程度にセンス良く散りばめられたエレクトロニックなアレンジも特徴で、ただのジェネシス・フォロワーに終わらない仕掛けも見事。『TRESPASS』『WIND AND WUTHERING』などしっとりめのジェネシス作品が特にお好きという方には是非聴いて欲しいです!
マルチ奏者2人にドラマーという編成の、東欧はベラルーシ出身のシンフォ・グループ。13年のデビュー作以来、バスーン奏者/オーボエ奏者/打楽器奏者をゲストに迎え6年ぶりにリリースされた19年作2nd。冒頭14分超の大作で、70年代プログレ・ファンなら早くもハートを鷲掴みされること必至!ジャジーで技巧的なリズム・セクション、クラシカルで清らかに鳴るピアノ、叙情溢れるオルガン、メロトロン(シミュレーション?)、流麗で色彩感いっぱいに駆け巡るギターらがファンタジックかつメロディアスに紡ぐ美麗なアンサンブル。そして大半でリードを取る麗しさとオーボエのような温かみをあわせ持ったアルトフルートのプレイが絶品です。まるでCAMELの豊かな情感はそのままに、よりテクニカルにしたような大変に素晴らしい一曲。各楽器とも途方もなくテクニカルなのですが、モダンなヘヴィさに寄らず常にヴィンテージな味わいがたっぷりなのが堪りません。随所でアンサンブルを格調高く彩るオーボエやバスーンもいい仕事です。比較的「陰」のサウンドという印象が強い東欧プログレにおいて、ここまで「陽」のエッセンスに満ちたスタイルで聴かせるバンドはほとんどこれまでいなかったはず。スペインのKOTEBELあたりにも匹敵しうる超実力派と言っていいでしょう。70sプログレ、特にCAMELファンは必聴の逸品です!
01年デビュー、才人マルチ・プレイヤーMICHAL WOJTASによるポーランドのプロジェクト・バンド、第7作目となる24年作。近作で聴かせてきたスタイルを推し進めた、エレクトロニクスを主体に構築されたシリアスで重厚なプログレを展開。切々と訴えかけるようなエモーショナルなヴォーカル、スケール大きくもうっすら陰鬱で彼岸的なサウンド・メイキングから思い浮かんだのがRADIOHEAD。でも生演奏の部分、特にギターのプレイには初期より一貫して影響を受けるPINK FLOYDの面影が滲んでいて、根っこには変わらないAMAROKらしさが息づいているのが分かります。23年のソロ作でも感じられたMICHAL WOJTASならではの張り詰めた芸術性が全編に行き渡った、聴き応え抜群の一枚に仕上がっています。
90年にリヴァプールで結成されたブリティッシュ・プログレ新鋭による2014年作の10thアルバム。何と言っても特筆なのが、透明感ある伸びやかな歌声の中にイギリスらしい叙情がみなぎる男性ヴォーカルとハイ・トーンの美声を持つ女性ヴォーカルとのドラマティック過ぎるツイン・ヴォーカル!そして、音響的な浮遊感やメランコリーとともに、心に突き刺さるエモーショナルなヘヴィネスを併せ持つイマジネーション溢れるアンサンブルも絶品です。美麗なオーケストラも素晴らしく、オーケストラ・アレンジは、なんとカンタベリーが誇るあのデイヴ・スチュワート!次々と押し寄せる壮大なモダン・シンフォニック絵巻に心揺さぶられまくる感動の傑作。これは素晴らしい!
定価2400+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
スペインのRIO系グループ筆頭格OCTOBER EQUUSのギタリストAngel Ontalvaと、ロシアのスペース・ジャズ・ロック・バンドVESPEROがまさかの共演を果たした18年作!まさにVESPERO+OCTOBER EQUUSと言える、
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ペーパーケースにバーコードシールあり
英国を拠点にKARFAGENやSUNCHILDなどのグループを率いて活動するウクライナ出身の才人キーボーディスト/コンポーザー。前20年作と同様に、すべて彼自身のみで演奏した21年ソロ作。約20分の曲が2つという大作主義も前作を踏襲しています。夢見るようなトーンのシンセサイザー・サウンドを主体とするファンタスティックな世界観のシンフォニック・ロックは相変わらず珠玉の出来栄え。彼が敬愛するTHE FLOWER KINGSからエッジを取り去って優美に仕立て、そこにニューエイジ的な神秘性を加えたようなサウンドが印象的です。前年のソロ作『MARSHMALLOW MOONDUST』や彼のプロジェクトSUNCHILDの作品が気に入っているならマストな一枚!
南米チリ出身のチェンバー・ロック新鋭による23年作2nd。UNIVERS ZEROからの影響が濃厚な、底知れぬ暗鬱さに包まれたチェンバー・ロックは驚くべき完成度。暗闇からゆっくりと立ち上がってくるファゴットとヴァイオリン、張り詰めたピアノの音色を合図にリズムがズシリと動き出し、狂気が薄霧のように立ち込めるチェンバー・ロックが幕を開けます。前半は聴き手に絶えず緊張を強いるようなスリリングな展開が続き、その質感はUNIVERS ZEROの3rd『CEUX DU DEHORS』に近い印象です。後半になるとそんな緊張感みなぎるアンサンブルにタンゴを思わせるような艶やかな美しさが出てくるのが特徴で、南米のグループらしい色合いを上手く取り入れています。これは新鋭の中でもUNIVERS ZERO好きの方には一番オススメしたいチェンバー・ロック作品です!
スウェーデンの新鋭シンフォ・グループ、05年のデビュー作。ハードかつ陰影に富んだトーンのギターとヴィンテージ感覚豊かなキーボードが幕を開け、KANSASなど米プログレに通ずるヌケの良さがあるハイ・トーンのヴォーカルがフックに富んだメロディを伸び伸びと歌い上げる!素晴らしいオープニング・ナンバー!2曲目は、一転して、ゆったりとリリカルなナンバー。繊細なタッチのロング・トーンやクリアなギター・アルペジオが柔らかく広がり、ヴォーカルは包み込むような歌唱で美しいメロディをしっとりと歌い上げます。ギターとヴォーカルの表現力の豊かさは特筆もの。メロディアスでヌケの良いシンフォ/プログレ・ハードのファンはグッとくるでしょう。名作。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
アルゼンチンはブエノス・アイレス出身で、クリムゾンやジェントル・ジャイアントやヘンリー・カウとともに、ドビュッシーやルチアーノ・ベリオやリゲティ・ジェルジュに親しんだコンポーザーのAbel Gilbert(1960年生まれ)率いるチェンバー・ロック・バンド。2014年作の3rd。女性ヴォーカルのCarolina Restucciaも特筆で、ダグマー・クラウゼ(SLAPP HAPPY)やパスカル・ソン(COS)を彷彿させる狂気とコケティッシュさを内包した歌声が強烈。クリムゾンのジェイミー・ミューア的な奔放なパーカッションにCarolinaの奔放なヴォーカルが乗るチェンバー・ミュージック、そして、管弦楽器とシャープなエレキ・ギターがまばゆいトーンでエキセントリックなアンサンブルを奏でるチェンバー・ロック、さらにニューウェイヴとゴシックを行ったり来たりするようなアヴァン・ポップも交えながらイマジネーション豊かに展開していきます。ユニヴェル・ゼロばりの器楽的な技巧を持ちつつ、強迫的にはならず、どこかカンタベリーにも通じるようなユーモラスさがあるサウンドが持ち味です。数多く好グループが出てきている2010年代以降のチェンバー・ロック・シーンの中でも屈指と言える強度と奔放さを持った名バンドによる傑作です。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ペルーのヘヴィー・シンフォニック・ロック・グループ、FLOR DE LOTOの2023年作。グループの結成25周年に当たる記念すべき年にリリースされた本作は、タイトルが示す通り「ナスカの地上絵」をテーマにしたロマンあふれるコンセプト・アルバムとなっています。FLOR DE LOTOの音楽性は、切れ味の鋭いメタリックなバンド・サウンドにアンデスの民族楽器であるケーナが加わるという非常に個性的なものであり、その方向性は本作においても変わりません。JETHRO TULL、あるいはイタリアン・プログレッシヴ・ロックの唾飛ばしフルートを彷彿とさせるケーナ専任奏者のダイナミックなプレイ・スタイルは、プログレッシヴ・ロック・ファンにはたまらないものでしょう。また異国情緒という点においても、ヘヴィーなバンド・サウンドの下地にアンデスのフォルクローレの息遣いを確かに感じます。なお、本作にはIRON MAIDENの「Afraid To Shoot Strangers」のカバーが収められています。辺境プログレッシヴ・ロック・リスナー必聴の1枚です!
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