4910532(BONTON)
ボーナス・トラック2曲。
歪んだギターと、これまたギターかと錯覚するほど凶暴なサックスのアンサンブルがクリムゾン『宮殿』にも負けず劣らずスリリング!東欧の誇る実力派ヘヴィ・ジャズ・ロック!
チェコのプログレ・グループ、72年作。全編にサックスをフィーチャーしているのが特徴。ブラス・ロック的な泥臭さはなく、クリムゾンの1stを彷彿させるようなアーティスティックな雰囲気が漂っています。ブルースをベースにハード・ロック的な切れ味を増していったスリリングなギター、手数多くタイト&アグレッシヴなドラムなど、アンサンブルの強度は特筆もの。アコースティックな楽曲では、夢想的なフルートが絡み、これまたクリムゾンを彷彿とさせます。60年代にはサイケ・ポップ・バンドとして活動していたようで、グルーヴィーなオルガンやキャッチーなコーラス・ワークなどが効果的に挿入され、楽曲に奥行きを与えています。これはかなりの実力派グループです。名作。
RUMPLE STILTZKEN COMUNE/WRONG FROM THE BEGINNING
スイス、YESやGENESISからの影響が感じられるシンフォ、77年作
1,272円(税込1,399円)
ALUSA FALLAX/INTORNO ALLA MIA CATTIVA EDUCAZIONE
イタリアン・シンフォ、74年作、PFMに通ずるリリシズムとダイナミズムを備えた名作
1,290円(税込1,419円)
クリムゾン『宮殿』を思わせるような、スリリングで強靭で熱気あふれるサックス…。そんなサックスをフィーチャーしたプログレを集めてみました!
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東欧プログレファンは全員必聴のヘビージャズロックアルバム(2 拍手)
west12さん レビューをすべて見る
旧共産圏バンドにありがちなJAZZを隠れのみにしたロックバンドではなく、当時の豊かなチェコ音楽シーンまで伺える、根っこからの音楽性がJAZZベースのバンドの1972年作
重ねて言いますが、マジで東欧プログレファン必聴作です。
そこそこです......(0 拍手)
じゃ、見ろクワイ(笑)さん レビューをすべて見る
You Tubeでも試聴できる曲もありますが、JAZZ QやBLUE EFFECTのジャズ・ロック作品のようなオリジナリティもインパクトもない気がします。ロックが禁止されていた時代がチェコにあったらしいですが、たとえジャズを隠れ蓑にしたバンドであってもサウンドがいいほうがいいです。