米スワンプ最高のSSW、フェイム・レコード時代(63-66年)に録音されながらもお蔵入りとなっていた録音集、極上の全24曲!
1,490円(税込1,639円)
TODD RUNDGREN/BACK TO THE BARS
スティーヴィー・ニックス/ホール&オーツ/スペンサー・デイヴィスらがゲスト参加した78年ライヴ作、ヒットナンバーを多数プレイ!
2,290円(税込2,519円)
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ライナーの写真を見ると、ジョニー・ウインターは相当の弟思い(0 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
一口にウインター・ファミリーと言っても、ジョニーとエドガーの音楽傾向はかなり違います。兄ちゃんのブルーズ一筋に対して、エドガー・ウインターはR&B、ポップス、ハードロックをフィールドにしていて幅広い。この76年ライブ盤は、ジョニー・ウインター(フロイド・ラドフォード、ランディ・ジョホッブズ含む。)とエドガー・ウインター・グループがジョイントしたもので、各パート二人以上いるという、まるでキング・クリムゾンな構成です。
ただし、ジョニー・ウインターのユーザーからすると、どこを聴いていいいのかわかりません。ジョニーの歌う「ハーレム・シャッフル」なんて、ただ珍しいだけです。また、ロックンロール・メドレー含めて全部他人曲です。ダン・ハートマンが歌っていたり、デリンジャーがギター弾いたり、大変豪華なラインアップではありますが…。
楽しいのが、9曲をつなげて演奏するメドレー。半分ぐらいをジョニーが歌っています。サビだけの曲も多いので、もっと長く演奏してもよかったんじゃないでしょうか。ジョニー・ユーザーがゆっくり楽しめる曲は、最後の曲しかありません。シャッフル・ビートの酔いどれブルーズであります。