PORCUPINE TREEのSteven WilsonとIsrael出身SSW、Aviv Geffenによるデュオ・プロジェクト、11年作
890円(税込979円)
3人のヴォーカリストを中心とする米ポップ・グループ、ホイト・アクストンをカバーした代表曲「Joy To The World」収録の70年作
1,090円(税込1,199円)
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ ボックスに軽微な圧痕あり
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バクスターが難病患者を救う医者に見える(3 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
83年ラスト作。ボブ・ウェルチには、スティービー・ニックスやリンジー・バッキングアムをゲストにしたライブ録音があり、その頃が最も楽しかったはずです。「フレンチ・キッス」の頃です。ずっと日陰で暮らしていた彼に突然脚光が当たり、でもその日差しはすぐに過ぎていったのでした。この作は、何よりジェフ・バクスターがウェルチをサポートしていて、デジタル・テクノロジーが嫌味になっていません。AORとしても普通に聴けてしまう、少々困ったつくりになっています。
何が困るかと言えば、ウェルチは、ギターをギュイーンと言わせないとだめなんです。尖っていないと…。ちょっと異星人のような彼の風貌は、何をしでかすかわからなくて、そこがスリルあったんです。この作では、どうやらウェルチでなくてバクスターがギターを弾いている曲もあると読んでいます。ウェルチが弱り切っていたんでしょう。
曲もどこか一本調子で、バクスターの彩で聴けるものにかろうじてなっている。そう書くと、厳しすぎるでしょうか。ウェルチの声だけが楽しみである、という盤だと思います。でも、マックやパリスでは、わたしたちを鷲掴みにした人です。足を向けて寝られる人ではありません。