Jean-Luc Pontyとの共演や、Ian CarrやJon Hisemanが在籍したブラス・ジャズ・ロック・グループ「UNITED JAZZ + ROCK ENSEMBLE」の中心人物としても知られる、ドイツの名ジャズ・ピアニスト=Wolfgang Daunerを中心に結成されたアヴァン/ジャズ・ロック・ユニット。本作は、のちにEXMAGMAを結成するメンバーらが参加した、71年1st。即興色の強いドラム×Derek Baileyを彷彿させるエレキ・ギターが火花散らすフリーキーなアンサンブルと、東洋旋律/民族楽器/そして時空を歪める不気味な斉唱と語り(2曲目のポエトリーの主は、CANのMalcolm Mooneyとのこと)が醸すドロ〜リとしたアシッド要素を融和した、ジャーマン・エクスペリメンタルの秘宝盤。
ジャーマン・プログレ、CRESSIDAなどの英国オルガン・ロックやCARAVAN/SOFT MACHINEなどカンタベリー系に通じるサウンド、71年作唯一作
2,590円(税込2,849円)
名サックス/フルート奏者がEMI傘下のMFPから70年にリリースしたアンダーグラウンドなジャズ・ロック作、クリス・スペディング参加
1,630円(税込1,793円)
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
面子も凄いが中身もいい(1 拍手)
じゃ、見ろクワイ(笑)さん レビューをすべて見る
EMBRYOのシュワブが奏でるラーガ調のギターやダウナーのエキセントリックなムーグ、浮揚感漂うコーラス等が混じり合って70年代初頭のカオスの雰囲気たっぷりの佳作です。ドラマーはのちのEXMAGMAのフレッド・ブルース、ベーシストはエバハート・ウェーバー!