KD11109(ELKARLANEAN)
地中海や北アフリカの風を感じるバグパイプ、ブズーキ、パーカッションによるエキゾチズム。そこに影をおとすバスクならではの悲哀。ITOIZと並ぶバスクの名グループによる本作は、バスク・ロック史上の最高傑作とも云われる逸品!
バスク地方出身のグループ。79年作の4thアルバム。1曲目で聴かれるバグパイプや打楽器によるリズムなど、エキゾチックな雰囲気が印象的なジャズ・ロック。アコースティックな響きも大切にしており、哀愁溢れるヴォーカル・メロディーも持ち味。派手さは無いもののたいへん味わい深いスペイン・ジャズ・ロックの名作。
COMPANYIA ELECTRICA DHARMA/DIUMENGE
スペインはバルセロナ出身、75年作1st、英ブランドXと比べても一歩も引かないテクニカルかつ流麗なジャズ・ロック傑作
2,390円(税込2,629円)
【ユーロロック周遊日記】バスクプログレの最高傑作!?ERROBIの79年作4th『AMETSEREN BIDEA』
一日一枚ユーロロックの名盤をピックアップしてご紹介する「ユーロロック周遊日記」。本日は、70年代のスペインバスク地方を代表するバンドの一つ、ERROBIの79年作『AMETSAREM BIDEA』をピックアップいたしましょう。
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「おおおぉっ!!」と、のけぞる傑作です(汗)(7 拍手)
らじおすたーの喜劇さん レビューをすべて見る
プログレのある風景 その2
イタリア、スペインと語学留学経験のある同僚は「俺のことをアントニオとよんでくれ」と、おまぬけなこという可愛いヤツです。
BANCO 、 IL VOLOが好きって言うもんだから「少し調教のし甲斐があるかも」と思い、ITOIZをCDRでコピーして「ほれ、これでも聴いてみィ」と、くれてやりました。
数日後、ヤツは興奮して「すごい!すごすぎる!曲が良すぎる!僕の知らない単語つかって唄ってる!」と、叫びに近い感想を訴えてきました。
だからスペイン語じゃないって(笑)。
エリートのうろたえかたって、凡人の私からみると、かなりわけわからんくておもしろいですな。
このように言語達者なヒトでも(言葉の壁があっても?)イイ音楽には打ちのめされるわけです。
本作品も79年、バスク出身とおいしそうな状況のなかでのもの。
1曲目のスキャットにも聞こえるヴァイオリン?ブズーキー?あぁ、わからない。クレジットに書いてあるけどわからん・・・。
とにかく、ぶっ飛びます。
しっとりと聴かせる(意味わからんでも聴かせてくれる、笑)男性Vo.をはさんで続くスリリングな演奏!ギターはまるで Steve Howe !上手すぎる!パーカッション・ソロからの流暢な展開・・・これってジャズ・ロックというよりも、まさにプログレです!
まだまだあるんだなぁ・・・。
以前、輸入盤に帯・解説つきで流通してたんだそうで。気がつかなかったな。
売れてたら話題になってたんでしょうけど。
いまさらかもしれませんが、必聴です。