LAのソフト・ロック・グループ、67年発表の名作。抑制の取れた男声コーラスにジャジーでボッサなアレンジ・センスが光る洒脱なソフト・ロック。ですが、バブルガム・ポップなレーベル・メイトのYELLOW BALLOONとは対照的で、内省的なヴォーカルはどこか虚ろ。アコギのバッキングには、ほんのりアシッド臭もあります。ヴィヴラフォンやフルートは格調高く艶ややかなのが特徴。アレンジャーは、BUFFALO SPRINGFIELD、Phil Spectorを手掛けたGene Page。SIMON & GARFUNKELやCHAD & JEREMY等のソフト・ハーモニー・フォークが好きな方はもちろん、音色の柔らかいサイケ・フォーク・ファンの方々にもオススメです。
ソフト・ロック・ガイド本の名著『ソフト・ロックA to Z』の巻頭カラーセレクションの作品を中心に、洗練されたコード進行、流麗なメロディ、キラキラとしたハーモニー、格調高いアンサンブルが魅力の名作をピックアップ!
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