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1. 旅に出よう |
2. 死ぬまえに |
3. 友達はどこへ行った |
4. きみの中にいるとき |
5. 暗闇での苦しみ |
6. 手にあまって |
7. 淋しい想い出 |
8. 孤独な兄弟 |
9. 間違った方向 |
10. 子供の目 |
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米国好きな人を後悔させない自信があります(1 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
わたしは燻製が趣味なので、よく「生理食塩水」というものをつくります。人の血液と同じ塩分濃度の食塩水をつくるため、使っているのが生卵。沈んでいるでもなく、浮かぶでもなく、水中ど真ん中に漂わせると、それが適量の濃度です。なぜ燻製の話かと申しましたら、まさにこの作の立ち位置だからなのです。西部と南部の真ん中。フォークの透明感とR&Bのコクの真ん中。そして都会と田舎の真ん中です。
びちびちしたフォークかと思う出だしから、全楽器が猛スパートするアンサンブルへ。ビル・ペインの前衛的なシンセサイザーから、デイビッド・リンドレーのどろどろスライドへ。面白いことに制作したローウェル・ジョージはフォークを志向し、トム・ヤンスはファンクを志向していたそうです。普通逆でしょ、この二人の立ち位置が。
偉そうに申し上げましても、わたしが出会ったのはこの冬でまだ1シーズンめです。以来日々回しておりますが、全然聞き飽きないですね。と言いますか、聴き込んでいる途中です。リトル・フィートのユーザーをやっているのに恥ずかしい限りです。ほかにチャック・レイニーとか、ジム・ケルトナーとか、ジェフ・ポーカロとか、ジェシ・エド・デイビズとか、よだれが出るようなメンツです。米国SSW歴代最高峰という評判もあるようです。わたしにはマーク・ベノと双璧です。