アーティスト名と曲名を元に、CDデータベースから曲目を自動取得しています。ボーナス・トラックなどが反映されず、実際のCDとは曲目が異なる場合がございます。ご了承ください。
1. レディ・トゥ・ロール |
2. ホワイ・ドント・ユー・ラヴ・ミー |
3. ブルーアー・ザン・ユー |
4. ファインライン |
5. ディスタント・キャノン・ファイアー |
6. ヤング・マン・イン・トラブル |
7. ロザリータ |
8. バック・オン・マイ・フィート・アゲイン |
9. スターライト |
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
ずっとひとり旅に出ているような人(3 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
わたしにとって、いまだ謎が多く、腑に落ちきっていない人です。なぜならディスコグラフィーがいずれも高価で手が出ないからです。必然的にこの盤と「子どもの目」を繰り返すことになります。この2枚が珠玉といっていい名盤でありまして、いっそのこと海外のディーラーから残りの盤を直接買い付けるか、という気にもなります。
「子どもの目」に続くレコードで、同作がカントリーとファンクの間を振れるのに対して、ファンク曲から始まります。ヤンスと4人のメンバーが共通で演奏していて、バンドと言っていいと思います。硬いベースがリードする演奏で、かっこいいですね。歌い方もワイルドでよろしい。AORと呼ぶ人もいます。もっとニューオーリンズあたりの泥臭さのあるアレンジとリズムだと思うので、これをAORとは呼びませんぜ。TOTOやボズ・スキャッグズの音を期待しないように。
後半になるに従い、カントリー色が強まります。かなりアバンギャルドなレゲエ曲もあり、曲芸のようなリズムの切り替えにはあれよあれよと声が出ます。バレリー・カーターがコーラスをつける「バック・オン・マイ・フィート・アゲイン」は絶品のバラードです。湿り気がなく終始乾いているのがよろしいです。短命だった人ゆえ、聴いていないのがあと3枚。やっぱり直輸入しようかなあ…。2023.02.06