東海岸の6人組サイケ・グループが『ピーターパン』をコンセプトに制作した68年唯一作。『sgt...』影響下のカラフルなポップ・サウンドをベースに、ガレージの衝動が時おり顔を覗かせながら、めくるめく物語が展開していくポップ・サイケ絵巻。よく練られたソフト・ロック調のアレンジ、コーラスワークの美しさにはハッとさせられますが、妙にゴージャスなストリングスや意表をついた転調に違和感が...このつかみどころの無さに、気まぐれな女心を相手にしているような快感を覚えてしまったら、もうトリコです。ちなみにプロデューサーは、SHANGRI-LASやVANILLA FUDGEを手掛けたVincent TestaとShadow Mortonの名コンビ。
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1. MOTHER'S OVERTURE |
2. THE STRANGE NIGHT VOYAGE OF PETER PAN |
3. WENDY |
4. JOLLY ROGER DOLDRUMS |
5. TRIBUTE TO THE CROCODILE |
6. DOROTHY THE FAIRY QUEEN |
7. LOVELIFE'S PURPLE CIRCUS |
8. FATHER'S OVERTURE |
9. COME BACK INTO YOUR CHILDHOOD WITH ME |
10. ALICEY |
11. SING ME LIFE |
12. MY MAGIC BOAT |
13. WHEN YOU'RE PUSHIN' SIX |
14. (WE ARE) DREAM VENDORS |
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二大巨匠夢の共演。ロックのレコードじゃないのが実に惜しい一枚。(0 拍手)
ぶっこみハム太郎さん レビューをすべて見る
VANILLA FUDGEやHAYSTACKS BALBOAを手掛けたSHADOW MORTONとインフィニティープロダクションを率いてFRIJID PINKの3枚目やBLOODY MARYやBULL ANGUS等を手掛けたVINCE TESTAというブリティッシュシンフォニックを代表するプロデューサーがガッチリとタッグを組んだ豪華な作品。歌の部分がいかにもA&Mなヘタレなのが難点だがSHADOW MORTONの仕掛けたギミックの間隙を縫って猛烈な勢いで駆け抜けるVINCE TESTA 仕込みのオルガンは凄い迫力でまさかここまでいいとは予想できなかった作品。