フレンチ・サイケ・ポップの隠れた名作。69年発表。メロウでポップなソングライティングの上を、若干フリークアウト気味の男女フレンチ・ヴォーカルがまさに“飛び交う”といったマジカルで中毒性高めのサウンド。ヴォーカルの気怠さを増幅させる深遠なディレイ、美しくも危うさを孕んだコーラス、ホーンやハープの奏でる優美な音色、現実逃避な牧歌的SE...。曲間を省いた構成も相まって、JEAN LE FENNECの思惑通りの罠にズルズルとハメられてしまいます。フランス版『サージェント...』と例えるにはアシッド係数がちょっと高すぎるような気もしますが(笑)、時代があと二年早ければ(あと歌詞が英語であれば)後世まで伝わるとんでもない傑作と呼ばれていたであろう作品です。
STEVE HACKETT/VOYAGE OF THE ACOLYTE
ジェネシス在籍中にリリースされた75年1stソロ、初期ジェネシスの幻想的なパートだけを抽出したような珠玉のシンフォニック・ロック名作
560円(税込616円)
ウィンウッド&デイヴ・メイソン!絶妙なグルーヴを生むアンサンブルと英国的な翳りあるメロディ、ブリティッシュ・ロックの名作、68年リリース
1,120円(税込1,232円)
XHOL CARAVAN (XHOL)/HAMBURG 1969
クラウト・ロック・シーンの重要グループの一つ、69年のライヴ音源、即興や実験的な音響やポエトリーを盛り込んだ一筋縄では行かないライヴ・パフォーマンス!
2,590円(税込2,849円)
68年リリースのUS産エクスペリメンタル/電子サイケ屈指の傑作
68年発表、US電子/エクスペリメンタル・サイケの傑作!
US電子/エクスペリメンタル・サイケのマスターピース、73年作
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
まだレビューはありません。