ベルギー育ちのポルトガル人兄妹によるデュオ。彼らはベルギーからイギリスへと渡り、Screaming Lord Sutchなどで活躍。その後、67年に母国ベルギーに戻り、トップ・セッション・ミュージシャンとともに作り上げたのが、69年リリースの本作。ヴォーカルとギターは、英ブルース・ブームの影響濃厚で、コクに満ちています。ただ、ブルース・ロックには終わらず、いかにもサイケからプログレへの移行期と言える音色のハモンド・オルガン、手数多くハードなドラムが突き上げます。初期のソフト・マシーンやキャラヴァンなど、サイケ/プログレ/ジャズが渦巻くサウンドに近い印象。これは、かなりレベル高い一枚。おすすめです!
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