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1. 太陽への旅路. 03:50 |
2. メイク・ラヴ・トゥ・ユー. 05:08 |
3. ミッドナイト・オン・ザ・ベイ. 03:58 |
4. 黒いサンゴ. 04:40 |
5. オーシャン・ガール. 03:15 |
6. レット・イット・シャイン. 04:42 |
7. 12/8ブルース. 03:40 |
8. フォンテンブロー. 03:57 |
9. ガーディアン・エンジェル. 05:38 |
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ロック界三大奇縁(0 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
バッファロー・スプリングフィールド、CSNYに続き、スティルス、ヤングの共演が実現。たしかに二人が共演していることは間違いないながら、共作はないし、目立ったコーラス・ワークもないし、という作です。ニール・ヤングのファンからしても、スティルスのファンからしても手を出しづらい、プロフェッショナルな一枚だと思います。時期は、スティルスが「イリーガル・スティルス」制作中で、ヤングが「ズマ」のあと、ということになるでしょう。ヤングは書き溜めた曲をソロに入れるかどうか迷っていた。スティルスは、次の方向性を見いだせていなかった。これがわたしの推測です。
二人の書く曲がだいたい交互に配置されています。ヤングは曲づくりの妙を見せつけますし、スティルスは西海岸と決別したかのようなアダルトで暗い曲を演奏します。要するにばらばらです。6.Let It Shineでやっと二人のコーラス、二人のギターが聴けてほっとします。なぜわれわれユーザーがこんなにはらはらしながら聴かないといけないのでしょう。全然リラックスできないじゃないか、これでは。
好きなのが7.12/8 Bluesです。ゴスペル風味をまぶした三拍ブルーズで、スティルスらしいアバンギャルドな曲。ヤングのごきごきしたギターもよろしい。CDの後半になるにしたがって、ロック色が増し、二人のアンサンブルっぽくなっていく仕掛けなのです。この二人は、ロック界三大腐れ縁と言うべきかもしれません。もう二組は、マイク・ハリスン=ゲイリー・ライト組と、スティーブ・ウインウッド=デイブ・メイスン組です。組というより敵対関係ですが。